■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50    

楓 ◆yHPkL/Dz4sの仕置部屋その15

1 :方舟の名無しさん:2017/08/12(土) 22:07:32.44 ID:y5FuhqD0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                    【楓 ◆yHPkL/Dz4sの仕置部屋その15】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                     , -、       , - 、
                       / :∧>‐…-く∧: . \
                    /. :ム-: : : :- :、:./∧.:.| : \
                      /:/ . : : : : : : : . ヽ/ハ:.ト: : : :i
                  /:/ . : : : : : : : : : : : . ヽjノハ: : :.!
                   i/ . : : /. :イ: : :.ト、.: .:.:.|: :|/∧: :|
                   |! . : ,イ. :ム: : :.L{.: .:.:.|: :| :/∧:|
                    jL___「L/ L」_:」 Ll_」.:.:! :/. :ハ
                        |:イ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; |: : |/. :/      お引っ越し〜よろしくお願いします
                        {:ハ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:u jハイ: : {
                         込、   __   ,. {ノ: :ト!       あと今回のFGOイベント、周回がきついね
                         }l> `ニ´ィ,, "¨V: {
                         jハイ///  ∠ア⌒ヽ
                          |//,ト、∠ニ/ニニニニi

     ※こちらは『楓 ◆yHPkL/Dz4s』の雑談所です
      雑談は基本こちらで行います。

  現行スレ:【Rー18風】楓の投稿所その3【FateとかFEとか】
         【ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1500904370/】

  前スレ:楓 ◆oa1lT4DTRsの仕置部屋その14
         【ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12368/1484655394/】

    ※自治的な言動。極端に強い物言いは控えてください。
     大丈夫だと信じていますが……状況に応じては私のほうから注意等の処置を行わさせていただきます。

      全員が利用する場ですので、ルールとマナーを守って紳士的な会話を心がけて、楽しく雑談しましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.

2355 :方舟の名無しさん:2022/04/20(水) 23:22:47.62 ID:VQ8l8JMQ
データ作成は、シンプルなバフ・デバフでまとめてしまう傾向がある自分としては
遊びのあるデータを作れるのは羨ましいのう

2356 :方舟の名無しさん:2022/04/20(水) 23:26:11.44 ID:35XaDgW2
なお、桃弓の解説はAA未貼りかつ一部仮文章の状態で14レス目、データ関係の解説が一通り終わってそっから所感に触れていくところ想定と告白しておきます(小声)

>>2355
(わかるよ。私も憧れる)

2357 :方舟の名無しさん:2022/04/20(水) 23:30:06.70 ID:EGXR6pt0
(わかるよ)
特殊効果を考えようとすると、脳内の設定をどうデータ化して良いのか分からなくなる

2358 :方舟の名無しさん:2022/04/20(水) 23:39:06.52 ID:VQ8l8JMQ
匙加減も難しいしねー(´・ω・`)>特殊効果

2359 :方舟の名無しさん:2022/04/20(水) 23:44:17.88 ID:35XaDgW2
複雑な効果はハマれば面白い分運用が面倒だし、投稿案だと採用され辛くなったりする要因だしねぇ

2360 :方舟の名無しさん:2022/04/20(水) 23:52:00.06 ID:VQ8l8JMQ
だねー

2361 :方舟の名無しさん:2022/04/21(木) 19:25:31.72 ID:PKqrVpeW
バランスが難しいよねー
俺もナンナと鈴木右近のデータ組んだ時は色々悩んだし

後、データとか情報が少ないと困るよね
ナンナの時もだけど其れ以上にシュテファン大公のデータ考える時が厳しくて、結局諦める事になったし。
下手したら従弟のヴラドさんより余程護国の王してんのに何で日本だと資料少ないんだよ?!ってなる。
めっちゃ美味しい立ち位置なのに……。

2362 :方舟の名無しさん:2022/04/21(木) 19:29:46.34 ID:r1Qo3KU9
むしろ情報が少ない方が盛りやすくて助かる派

2363 :方舟の名無しさん:2022/04/21(木) 19:35:36.59 ID:FqmtLXE+
適度に史実と伝説が混ざる奴が一番やりやすい
(そんな奴有名所以外は滅多にいない)

2364 :方舟の名無しさん:2022/04/21(木) 19:51:10.52 ID:PKqrVpeW
盛る基盤の情報がないのは其れは其れで難しいかなあ自分の場合。
同じ情報の少ないナンナの場合は旦那とか親父さん関連とか武装状態の半神相手に神と人との縁の悪さを指摘して求婚を退けたって芯になる部分はあったから。

其れはそうとトール君、敵対したって事でナンナさんに旦那の話聞きそうよね。
下手したらオーディーン様よりホテルスが戦った方のオティヌスの方がトールの敵と近いんでねえかな。

2365 :方舟の名無しさん:2022/04/21(木) 20:00:18.89 ID:hGfwfZjl
実際出典作で縁があるんだよなぁ、とあるのトールとオティヌス
そっちじゃあまりにスペック差がありすぎて勝負にならないんでトールも基本手出ししない感じだけど

私はスキルや宝具にできそうな逸話がいくつかあれば、あとは汎用スキルなんかを引っ張ってくる方向で何やかんややってたなぁ
それはそれで彩りやキャライメージとの兼ね合いを鑑みて、どの公式登場済みスキルを持ってくるかで悩んだりもするけど

2366 :方舟の名無しさん:2022/04/23(土) 23:54:40.99 ID:lW6Lfc6P
真名確定してないけど、メタ視点ではほぼ確定してるこの何とも言えない空気すこw

2367 :方舟の名無しさん:2022/04/24(日) 00:03:50.34 ID:hE8PBjvq
あまりに提示された候補がそれっぽすぎてなぁ……w
いやまぁ、ホントに違う可能性もあるっちゃあるんだけどさ

2368 :方舟の名無しさん:2022/04/24(日) 00:08:07.88 ID:lIfKSYoF
提示された候補が現状合致しすぎてるんだよなw

2369 :方舟の名無しさん:2022/04/24(日) 00:35:29.02 ID:hE8PBjvq
はい、ほぼ確定しましたね……w

2370 :方舟の名無しさん:2022/04/24(日) 00:38:03.86 ID:lIfKSYoF
だなw
聖杯戦争系スレにおける真名解析班の優秀さよw

2371 :方舟の名無しさん:2022/04/28(木) 02:11:50.96 ID:RoETDaDP
アリオンの神話をまとめると

レスボス島出身の詩人で、コリントスの王に仕えて歌を歌っていた
ある日シチリア島で歌の大会があって、それに出場。優勝して大金をゲット
故郷のレスボス島に行く船で水夫に脅されて、金を巻き上げられそうになったけど
歌で集まってきたイルカに助けられる……

そしてレスボス島出身のサッフォーは一時シチリア島に亡命していたらしい

活動場所が被る上に、サッフォーが紀元前7世紀後半から6世紀前半くらいの人物で
アリオンが紀元前七世紀半ばごろの人物と言われているので、活動時期も近い
銀魔が採用されたのが大分前のはずだから、凄い偶然だなこれw

2372 :方舟の名無しさん:2022/04/28(木) 02:21:20.10 ID:B1vEQ9vm
うーんすごい縁深いw
これは連鎖召喚ですねぇ間違いない

2373 :方舟の名無しさん:2022/04/28(木) 08:43:00.59 ID:fVX2yNVZ
リオン見に来たらそんなに縁深いのか銀魔
すごい偶然だな本当に

2374 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:28:54.88 ID:GygrLJMf
スレ主の許可を得たので、四回戦で落ちた灰セイバーの解説を流させていただきます

2375 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:29:16.51 ID:5qErNoPQ
わぁい

2376 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:31:21.46 ID:GygrLJMf





          
          
                           , ィ:´\
                          く:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.   //
                           \:.:.:.:.:.:.:ヽ//
                             ヽ、.:.:.:.:/
          .              _ _ _  /:/
                       //>,>,>/:/_,rumba、_rum、 _
                      /`i / ///ス´rumbablblblblblblblb)
                     /´`ー,、`v/{´blblblblblblblblblblblblblbl)、
                   /´ ̄ヽ  ヽ(´blblblblblymymblblblblblblblblb)
                  /.:.:.:.:ん')_ 、冫rblblblbソ _゙ヘ _ヾ blblblblblblblb)
                  /.:.:.:.:/ノblblblblblblblb ((ノ,、 (_ノノ blblblblblblblb)
                /.:.:/  rumblblblbblblb ヽuuu ノ blblblblblbblblbl)        ヨホホホホ〜♪
               /.:.:/   `blblblblblbblblbl  }  {| blblblblblbblblblb)
             /.:.:/     (lblblblblblbblblbl lnnn!l bb/!blblblblblbbl)
            /.:.:/        (blblblblblb__<ー‐ 〉/ |blblblblblbb)
          . ヽ.:.:.:.:丶、       (blblblblblb\  `ー ´   /blblblblblbb)
             `ヾ、.:.:.:`ヽ、     `ーrumba_\ヘ}フヘ/!/blblblblblbb)
                `ヾ'、.:.:.:.:.:ヽ 、_ _ _,-、!.:.:.:\ }ミ又彡{ ̄/ヽblblb)
                  ` ヾ'、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ//|ヘ\!/ ̄´ん、
                      ` ヾ'、.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ / | ヽ 〉..:.:.:.:.:.:.:l
                          ̄ `l.:.:.:.ヽ_ノゝ一'´ニ|.:.:.:.:.:.:.:ゝ、

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

   灰セイバー。

    その正体は中世叙事詩、ニーベルンゲンの歌に登場する楽師にして剣士、フォルケール。

    コイツの事を語るには、ニーベルンゲンの歌に登場するある男への言及は避けて通れない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




.

2377 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:32:48.61 ID:GygrLJMf

            ヾZ_「
        ,=-‐-=,,」
         Z__                    ゲルマニア                     
           \                                                         __
            \      ガリア                                     _r―z__ _,-‐¨  <
             .i                    ,‐-、                      /   _/ \_ _/
             .|                   .}  ¨i                     ,、ノ     . ̄i_,r‐-'.゚.\_
   _         |             _/´゙\   \  \                   .!              \
  r-'   ̄ ̄'''ー―--'       .r=―-、__/    ゙i    ∧   \__              ./     黒海        \
  `i                 }        i¨ヾ  \ローマ、    \__   パンノニア  ∧                  \
   i               /        ヽノ    \__   ̄i     i             i_____/ ̄ ̄\_      ノ
   i     ヒスパニア   ./          /ヽ      \  ≧s、  i     ,、_r―‐-、__/二>           ゙̄ー=―'
  _/                 /   ,-、 o      |  |        \ .( ̄ヾ ∨ギリシャ!_゚ ゚゚ 。゚.i´ ̄
  i             ∧ o. `´       ヽヘ!           i ._!    \   〈__   ゚ヽ     アナトリア
  `i           _i´                  ,―-=-ァ.レ'       ><ヽ〉 。 ゚ .∨
  ,!---、      _/          __,、__,=-、,、  `\_}         `i,、 i´  。。 ゚ ゚ !_   _
      \_/ ̄ ̄     / ̄ ̄ ̄`´        /                ヾ。 ° ° o \__ノ \_/¨''''7
      /\___/ ̄                 `i                  o⊂⊃ ゚。            i
      /                        /                               ⊂⊃   i
   ,。s≦                        \_                                   /
  ./                               ̄'''―-、       / ̄\__                /
 /                                   ∧_    (       . ̄!‐-=,,,_    __  _ノ
                                        `ヽ、_ノ            ̄`´     ̄

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

    そもそもニーベルンゲンの歌は、大陸ゲルマン人の物語を寄せ集めて一本の叙事詩に仕上げたもの。

     ここで留意すべきは、数あるゲルマン伝説の中でもフォルケールが登場するのは

      『ニーベルンゲンの歌』のみであるということである。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



.

2378 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:34:22.80 ID:GygrLJMf


.
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

    よって今回フォルケールを造形するに際しては、

    他のゲルマン伝説作品、『シドレクスサガ』や『ヴォルスング・サガ』『ニーベルングの指環』などは敢えて典拠とせず、

    『ニーベルンゲンの歌』および密接に関連している『ヴァルターの歌』のみを参考にしている。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――






         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>:彡´::::::::心
         ;':://:::::::::::≧'´::::> ' ´`゚<ヽ::r'´ ̄≦:.、
        ;':/':::::::::::::::::::::W´  _..zzzzzュ_、 ,..zュ、  .ハ
        .;'::::::}:::::: /:::/:/'  ./´ ̄ ̄ ̄ ̄` ̄ ̄寸 }:}
       ,;'}::::/:::::://:/  /:.               |  }'
        {'::{::/:::/:::彡'  /: :                l:  '
      ハ:::/:::/:≧_.,,彡': : :    /           |:l  ',
       }':::// 寸::r'’: :´ ̄`ヽ/ .、  、   _..,, }:} , '’
       }::::// .ヽ|::{ : : : : -ーYー `ヽ ノ r'セァ-/ソ’
      .人/:.、 〈Y: : :     |  ヽ : :  {'’   i'
      {::〈::::::∧ }  ヽ :    i  . : : :.: .ヽ  /
       }::/::/人 _ノ: : } : .  | : :r: : :{ {  /
       };'::/イ:::}  l: : : : : .  ┼   ̄7-'  ,1
       /::/:l:::::リ.   、: : ::  ,_ -一- 、 ハ
.       {:::{l:::{:::::}  ::::\: : .   `===7  ∧:}
      ハ::}{::ハル'>   ::::::\:     ̄  ,リリj
         {八{_ 、 ニ>  :::\     4ル'
        _{ニニ } } ニニニニ>` . -=壬 }
_     <ニ>  ヘ ∨ニノ}´r=-.ニ| | |{_ _ |
ニニニニニニニ>  <ニ∧∨ニニ| | |. //}ニニニ>-   ___r 、___r 、__
ニニニニニニニニニ>  <ヽヽニ.| | |//ノニニニニニニニニヽ∨ニニ∧ ∨ }
ニニニニニニニニニニニ> _ <ニ.| | |/ニニニニニニニニニ∧∨ニニ∧ ∨ヽ


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】
 
    なぜこういう前置きをするかというと、だいたいコイツのせい。

     フォルケールの親友、ブルグント族随一の戦士、ハーゲン(ハゲネ)その人。

      アニメFate/Apocliphaですまないさんの友としてチラ見せされ

       FGOでも黒子(影)として登場したアイツである。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


.

2379 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:36:17.51 ID:GygrLJMf




            ヾZ_「
        ,=-‐-=,,」
         Z__                    ゲルマニア          ← フン族(4〜5世紀)
           \                                                         __
            \      ガリア                           ↓         _r―z__ _,-‐¨  <
             .i                    ,‐-、                      /   _/ \_ _/
             .|                   .}  ¨i                     ,、ノ     . ̄i_,r‐-'.゚.\_
   _         |             _/´゙\   \  \                   .!              \
  r-'   ̄ ̄'''ー―--'       .r=―-、__/    ゙i    ∧   \__              ./     黒海        \
  `i                 }        i¨ヾ  \ローマ、    \__   パンノニア  ∧                  \
   i               /        ヽノ    \__   ̄i     i             i_____/ ̄ ̄\_      ノ
   i     ヒスパニア   ./          /ヽ      \  ≧s、  i     ,、_r―‐-、__/二>           ゙̄ー=―'
  _/                 /   ,-、 o      |  |        \ .( ̄ヾ ∨ギリシャ!_゚ ゚゚ 。゚.i´ ̄
  i             ∧ o. `´       ヽヘ!           i ._!    \   〈__   ゚ヽ     アナトリア
  `i           _i´                  ,―-=-ァ.レ'       ><ヽ〉 。 ゚ .∨
  ,!---、      _/          __,、__,=-、,、  `\_}         `i,、 i´  。。 ゚ ゚ !_   _
      \_/ ̄ ̄     / ̄ ̄ ̄`´        /                ヾ。 ° ° o \__ノ \_/¨''''7
      /\___/ ̄                 `i                  o⊂⊃ ゚。            i
      /                        /                               ⊂⊃   i
   ,。s≦                        \_                                   /
  ./                               ̄'''―-、       / ̄\__                /
 /                                   ∧_    (       . ̄!‐-=,,,_    __  _ノ
                                        `ヽ、_ノ            ̄`´     ̄

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

    ゲルマン人が北欧から大陸に、さらに西方にと大移動かましてはまた移動やら、バイキング活動やらしたので

     ゲルマン人たちの口承伝説もさまざまに入り乱れており、ハッキリ言って統一性が無いのだが……

      この男は、ホグニ、ヘグニ、ハガノ、ハーゲンなど様々な表記と共に各地を伝わり

       変遷する竜血の英雄の伝説とともに変容していった。

        ぶっちゃけシグルド−すまないさんと同じ現象が起こった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



.

2380 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:37:39.06 ID:GygrLJMf




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】
     
    細かいことは置くとして、灰剣の親友・ハーゲンは、北欧のホグニやヘグニとは全くの別物なのです。

      そうでもしないと話の収拾がつかないんですよ!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                               ____
                          _ -‐  ̄:::::::::::::: ̄\
                     /:::::::::::::::::/::::::::ー=ミ::::::\
                   /:::::::::::::::::/:::::::::::‐‐─=ミ彡'⌒ヽ
                     / ::::::::::::/::::::::://彡‐===ミV/⌒ヽ
                      ,' :::::::::/:::::_,,ノ///        `⌒ヾ:::}
                  {::::::/:::::::::::::: ///          i:}
                  {/:::-―==彡/'′  |        }:}
                   /:/::}`ヽ斗=彡′-─- |._         }:}
                     {::{:::::} ⌒V //   ー¥ーミx、 ,x-─jノ
                     {::{::::::} { う }:{  、   |彡'′ {tァーi′  
                  V:::::::\ー'    }     |       {   ′
                  }:i::::::::::::iーイ  .::    i  _.:  」 /    
                  }:}:i::::::::ノ       ┼   `゙′/
                  }:}:{:::::: |    、    -‐ー‐- /
                    从{:::::八  :. \     ¨¨ ′     
                     \{ .. \     ≧s。. ___/
                      , -/..\_.......二ニ==──hァ       
                  人〈 ...................... `Y⌒ヽY ||{、
                _ -‐ ^ー=ミx _ ...............人__,人! ||{「_、
         _ -‐ ^ー===ミx、   〉〉   ̄二ニ=ー==<⌒Y\,}}>┬=ミx、、
       こ二二二二ニ==ニ二二二¨ ‐-  _...............\....V⌒V....ノ┌┴=う
      /=二三三三三二\ニ二三三>。、\..... /⌒ヾ|i   |⌒Y'} Wニ}
.     /‐=二三三三三三=‐ハ二三三三ニ‐\\.{.........人....人_丿} }∧=}
     i‐=二三三三三三二=‐i二三三三三二 \\_彡'⌒Y^ミー//ニ∧}

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

     そして当のハーゲン。

     端的に表すと、 武骨で愛想の悪い忠義者です。

     ニーベルンゲンだと悪役扱いされがちですが、間の悪い忠義者以外何者でもないと思います。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



.

2381 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:42:06.04 ID:GygrLJMf




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】
      まずニーベルンゲンの前日譚にあたる『ヴァルターの歌』の模様を抜き出すと

     ・フン族大進撃で各地の王族が降伏/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
       ブルグント族(ヴァルターの歌では|    長いから割愛して蛮族スレ紹介しとけ、な?   >
                           \_____________________/

                                       (´・ω・`)ショボーン

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――







                   /三三≧≦三三ミ、
                    l三/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽニ|
                    |彡 |      }ミ|
                    |《|‐=|=-::ィ-tァ= |》|
                    |〈` i  :.    ´〉l!         参照: ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1583329163/3831-
                    |ニ}i、  _l:.   /ニ|
                    |八}ヘ  -=- ,イlル′
                       ヾ_| \_/ :|_リ
                     ノ三三Υ三三乂
                _ -=ニ二三\r))|||((t/三三二ニ=-  _
              _イ{{ニ{{ニ{{三三三-}}ハ{{-三三三三}}ニ}}ニ}}ハ
            {二二ニ====- _((__ノ乂ノ乂_))三_ -===ニ二二}
           .ニ二二二二二二\(⌒ll⌒)/二二二二二二、
          二二二二二二二二\ハ/-二二二二二二二
          二∨二二二二二二二V二二二二二二∨-二
          二-∨ニ二二二二二二二二二二二二∨二二
          二二∨ニ二二二二二二二二二二二∨-二二
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】
    
    そんなわけで孤高の忠臣をしている苦労人、ハーゲン。

    気性はハッキリ言って気難しい。 難物である。

    王にズバズバ直言するし、怒ってボイコットする。

    そのくせ武力も頭脳もブルグント族の中では随一。

    ――――――――ぶっちゃけ浮く。浮かないわけがない。 イメージAAこいつなのもむべなるかな。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



.

2382 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:42:53.86 ID:GygrLJMf
※ URL間違い
http://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1547557849/3831-

2383 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:44:18.30 ID:GygrLJMf




             |::::::|_               /::::/
          ,-‐'´|::::::|└-、___       /::::/
       _/::::::::::|::::::|:::::::::::::::::`-‐、__   /::::/
     __ノ::::::::::::::::|::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::\/::::/               ____
      」:::::::::::::::::::::|::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::/          ._ -‐  ̄:::::::::::::: ̄\
    ヽ:::::::::::::::::::|:::::::|:::::::::, ‐- 、:::::::::::::/::::/L        /:::::::::::::::::/::::::::ー=ミ::::::\
   r'´::::::::::::::::::::|:::::::|::::::ノ`‐'ヽ ヽ::::::::/::::/::::::ヽ  ....../:::::::::::::::::/:::::::::::‐‐─=ミ彡'⌒ヽ
    {:::::::::::::::::::::::|::::::::|:::' (::::)  __ ',::::/〉:/::::::::/  ...../ ::::::::::::/::::::::://彡‐===ミV/⌒ヽ
   〉::::::::::::::::::::|:::|\|::'´‐_<! (::::)/::://:/::::::::::〉  ...,' :::::::::/:::::_,,ノ///        `⌒ヾ:::}
   /:::::::::::::::::::::|::::|  V/二`ヽヾゝ:/´::/:::::::::::::].   {::::::/:::::::::::::: ///          i:}
  ヽ、::::::::::::::::::|:::::|  //:::::::ヽ//:::/::::/:::::::::::::::|   {/:::-―==彡/'′  |        }:}
     |:::::::::::::::|::::::| //::::::::::// ̄ ̄/::::::::::::r'   /:/::}`ヽ斗=彡′-─- |._         }:}
     |::::::::::::::|__| //::::::::://  /::::::::::::::_丿   {::{:::::} ⌒V //   ー¥ーミx、 ,x-─jノ
       ̄ゝ:::|:| r'//‐-、:// /::/::::::::::::r'     {::{::::::} { う }:{  、   |彡'′ {tァーi′
      `‐|::| | | ヽ、_//〉  ̄/:::::::::/     ..V:::::::\ー'    }     |       {   ′
          |:::| '、ゞ-‐ ' /  /:::::::::/       }:i::::::::::::iーイ  .::    i  _.:  」 /
          |::::〉ノ`‐' ノ ) /:/ ̄ ̄          .}:}:i::::::::ノ       ┼   `゙′/
     ( ̄ ̄ ̄...:::::::::::: |´::::/                }:}:{:::::: |    、    -‐ー‐- /
     ゞ   ..:::::::: ::: /::::/                从{:::::八  :. \     ¨¨ ′
   /ゝ、__ ..::::::/ .:: /::::/               \{ .. \     ≧s。. ___/
 /   ..::::   /    /::::/               , -/..\_.......二ニ==──hァ
                              人〈 ...................... `Y⌒ヽY ||{、
                            _ -‐ ^ー=ミx _ ...............人__,人! ||{「_、
                     _ -‐ ^ー===ミx、   〉〉   ̄二ニ=ー==<⌒Y\,}}>┬=ミx、、
                   こ二二二二ニ==ニ二二二¨ ‐-  _...............\....V⌒V....ノ┌┴=う
                  /=二三三三三二\ニ二三三>。、\..... /⌒ヾ|i   |⌒Y'} Wニ}
                    /‐=二三三三三三=‐ハ二三三三ニ‐\\.{.........人....人_丿} }∧=}

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

    そんな浮いてる気難し屋さんのハーゲンの傍らに、たった一人だけ友人がいた。

     それが楽師フォルケール、今回の灰セイバーである。

 
    おそらく二度と会う事の無かった古き親友ヴァルターの代わりに、

    陽気な楽師がいたからこそ、ハーゲンもブルグント族の中枢でやっていけたのだろう。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 


.

2384 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:46:02.17 ID:GygrLJMf




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

     ここからはフォルケール本人について。

     楽師! 陽気! 剣士! 強い! あとハーゲン大好き(プラトニックな意味で)

     フォルケール本人に葛藤らしい葛藤が無いので、あまり精神的な弱点は無い。


     ハーゲンの悪口を聞いたらたぶんブチ切れる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 ,
                   r'´::::::::::::::::_,. -‐- 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: "´/
                 _ノ:::::::::::::::::/ ,、    ヽ:::::::::::::::::::::::::::::// ∧
                  |:::::::::::::::::/`´ '‐- _   ゝ:::::::::::::::::::::// /:::::`ヽ
              r'´:::::::::::::::/ト   ,´:::`ヽ ヽ::::::::::::// /::::::::::::::〈
               /::::::::::::::::::::},.:::ヽ  ゝ、::::_ノ 〈:::::::// /::::::::::::::::::::::〉
              }::::::::::::::::::::i弋::ノ,、        〈// /:::::::::::::::::::::::::::::`ゝ
                〈:::::::::::::::::::::ゝ i ' ^ , 、, 、 、 // /:::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
             L:::::::::::::::::::::::'、,、r.' | | |// /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
               }:::::::::::::::::::::::::', |:|_|,,.l// /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r'
              /:::::::',\:::::::::::::::}'| |// /l.|、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
              `ヽ:::::', \:::::::::|// /、/' |'::::::::::::::,. -‐''"´/::::::::::::r'
               L:::::',  ` // /   /ゝ‐''"´    /:::::::::::::::|
                `ヽ', // /''''  /==、.      /:::::::::::::」´
               , ‐-// / `ー''"´l-{   /‐‐、    /::::::::::::::|
             /.:.:// /   /   ', ',  /  /   /`ー-=ニ_
            /.:.:// /\   〈    ', ', /  /   /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`,
          _/.:.:// /\ ̄   \   ',    /    ̄ ̄/.:.:.:.:.:.:.:|
          /.:.:.:.:.:// /.:.:.:.:.:.:\     Y^Y⌒i´ `,       /.:.:.:.:.:.:.:.:.|
       r'´.:.:.:// /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\   /`‐'`ー'`ー´\.   /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`丶、
      /.:.:.:// /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\/ i i   ヾヽ \ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

     『ニーベルンゲンの歌』において、フォルケールの剣戟は美しい旋律を奏でると比喩されている。

      この比喩から転じて、精神攻撃と物理攻撃を併せ持つ宝具 『血風弦楽』 を用意したのだが・・・

     ハイ、スレ中で見事に直撃して、青葉君を返り討ちにしてしまいましたね。

     あれが無ければ雪泉さんがあんなこと(ギャグ属性魔眼一目ぼれ第二夫人)にならなかったと思うと
 
     割と戦犯でありつつ功労者な気がしなくも無い。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



.

2385 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:47:00.35 ID:GygrLJMf




    \二二二二二>::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    ィ〔二二>:::::::::::r〜⌒!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 .ィ〔二二>::::::::::::::/}/    `1:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::: |\:::::::::::::::::/|::::::ィ::/i
二二>1::::::::::::::/`′.    〃ゝ-'⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::' \_)\j  ー― ´  .l/ {/ l
-‐ r-、r'::::::::::::::l: . : : : . u .|  u  {_,、n::::r‐ぅ:::::::::::::::::::::::::::'   二    、ヽ.  ┌┬┐
  」:::::::::::::::::::::::、: : : : : :  "l   、    Lノ 〈 :::::::::::::::::::::::::::::: '.   =    ノ }/ ヽ lニ.lニ.|
  L、::::::::::::::::::::::::、:-'^L:_.  ィ- 、   ‐- -  `⌒!:::::::::::::::::::::::::l  口   ⌒ー’   ┼┐
.  r‐':::::::::::::::::::::::::::〉: : : : : 癶I:I:Iハ ヽ J   . : i⌒lT⌒!::::::ヽー'        ‐┼‐l l ┼ 、ヾ
  ,つ :::::::::::::::::::::::: L:_:_:、: : : : YIチ }、      _.、_ノ l: . :⌒L:}     つ   O|    ノ ノ
 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::: YI〉: : : : >': : ./.:L_r〜 ̄ト、 { Y  __ノ    ┼―     .ノ
 ゙ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾl : : .: : : /: /: _, く:::::::ヽ. X .ィ ヽ   ノ こ  ┌┴┐  ー―
_r-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|: ィr:ォ: : : : :r-イ : 、 ‘.:::-――:::::: ̄}   r┬ 、    寸
〉 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::寸I: : r‐〈 : ‘: : : 、 ‘.:::::\:::::::::::::/   ゝ' ノ   ‘¨フ   ┌┴‐
ら::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ⌒、 :‘: : :‘: :_:>'´:::::::::l\:::::/イ  ┼―l l   rz)  .| 廿
」 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \: :、 ‘.: :イ::::::::::::::::::::::l :.\::::l   ノ こ   `v―   ノ 又
ー 、 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \_>'´:::::\::::::::::::::::::l ヽ  `/   ┼ 、 ヽ  廴_    :
   〉:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::Λ } イ    .ノ ノ           :
   廴_ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ〃:::::::::/ V  }    i ヽ         ┃┃┃
    L_,、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; '" .."::::::::イ: '. }  /    つ        ・ .・ .・
      }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;  '"   {廴.イ: : '.: :l-' /ア!   ┃┃┃          {⌒
      〈 ::::::::::::::::::::::::::::::::;  '"      ヽ: : l: : :.ト': : : ./ ノ   ・ .・ .・     _ r-ミ'.::::
      l ::::::::::::::::::::::,  '"          Y¨`¨” : : : イ/厂}/ ̄ ̄「\  .イ::::::::ヾ:::::::`:::
      ヽ::::::::::::; '"                l: : : : : イ//:/  ヾ:、 .|::::::ヽ{::::::::::::::::::::::::::::::
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

     また、物語のクライマックスにおいて、クリームヒルトの策謀によって包囲されたブルグント勢にあって

      ハーゲンの弟、ダンクワルトと共に殿(しんがり)となって入り口を守り抜き

       「千本の閂が掛かったも同然」と賞された逸話をスキル化。


     ――――なんで、コングの岩投げまで吸い寄せちゃったんですかね??? 


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



.

2386 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:54:18.92 ID:GygrLJMf




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

     聖杯に賭ける願いは、親友ハーゲンとの、そしてブルグントの仲間たちとの陽気な旅路をもう一度。

      古代ゲルマン戦士としては戦い抜いての死は本望ですが、

       楽師としてはまだまだ彼らと陽気に過ごしていきたかったのではないかと思います。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  ..__
. /⌒ヽ:i:i:}
{(    /i:/
    /i:i:'
  . {i:i:{     ノ7>  rヘ
  . 八i:i:i:iニ=--ri:i:<y‐=Lrァハニ=--ミ、
  ./⌒ニ=- __,. ヘi:iノィ乂ハ /i:ノ __⌒\i\
  〈(_   /ニ=-  \_>r<t/-=ニへ__ }i:i:}    ....(::::::::::::::::::::::::::::::::::::)..
  . ⌒  \ニ=- __j:i∧{、-=/ヽニ/i:i/      (:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) ,ィ.
        .\ニ=-ノ∧_ハニニ=-/i:i/__   ...(::::::::::::::::::::::::⌒ヾ:::::::::::::::: //
    __ -=ニニ=-⌒「i:i:i:i:i}-=ニ/i:i:iイニニ=-  ..(::::::::::::::::::::::ノ_, ノ、Y_ //
. _-=ニ/      「¨7¨/  ,:i:i:i/八¨¨/ニ}  ...(::::::::::::::::  (ノ, (ノ,{\,//ヽ                      /==z 、
 {ニニ/        ハ { 〈  {:i:i( ⌒ 〈ニ」   ..(:::::::::::ハヽヽuuuノ //、 し'ヽ                   /-=ニ≦/
. \{          /∧ }ヽ', ¨¨⌒   ̄        , イ\}l!lnnnl //\\  )      〜〜   __  /  __  /
                fニ」 }i」             /:::::\∧<ー‐ 〉/つ \\_ト、           〃 ヽ' .〃 ヽ'
                 i:i{                  /::::::::::::::::::::::::::\// ‘ーr-┬ァ〉》/           ゝ _ノ  ゝ. _ノ
                 |iハ               /:::::::::::Y:::::::::::::::: //:::::::::| (  /ヽ.\, ┐
                V/            / 、イ :::Y:::::::::://l:::::::::|シ、_/  %%                         /        |
            --===--         ! ⌒ ?`7ー一'〈 ゜ !:::::::::八  /  └'るノ.{:.ヾ    ∧_              /           l
              --            ヽ ---r‐┴ゝ〉〉/>:|::::::::::厂´  __  /∧:::V/´/::/   ヽ          、≦_
                           ,,,、、、、、、,,,,,,.. .ゝ`Z//´ ゜!:::::イ  . r /.:/.:/:/ 、   ∧::.V/.:/    _ ∨      /.:::::::::::::::::.ヽ     /
                         ,. .:;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;.:`ヽ           .l:::::::::::::::l_ノ.:}Σ二_、:::::/,)  {_ )) V/   /.:::::::::::::::.、:::::::::.∨,   /
                       ,r'´ `ヽV彡'  ̄`ヽ;;;;;;;;;;ゞ',         |::::::::::::::::::::/   ∧:.V ´ _   !  ∨/≦.::::::::::::::::::::::::.∨.::::::.∨
                       ! r'"  ̄``"  ̄`ヽ ヽ:::::::::゙,         l:::::::::::::::/     ∧ `ノ.::.ヽ ノ_ーノ.::::::::::::::::::::::l::::::::::::::.V/.:::::::.、/
                       l !         ゙, ト:::::::::',      ./.::::::::::::/    __ 、ヽ:/.:::::::::::::::::::::::.、:::::::::::::|:::::::::::::::::!:::::::::::/
                       l/!          '; ミミ ;;;;;!     /.:::::::::::::::/  /.:::::::::::::::::.≧.、:::::::::::::::::::::::::::::.V/,::::::.、 ::::::::::::::::::::::/
                       j::!ー- |   ,,、 --=  トトt;;;;;;;!    /  ̄ ≧ 、:::L /.::::::::::::::::::::::::::::::::.\:::::::::::::::::::::::::.∨/,::::::::::::::::::::.∨/,
                 〈;:;ハ`十'ヽ  `ー '   レハ;;;;;!        ./ /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::.∨/:::::::::::::::::::::.∨,
                       ';;;i1 | /      ,: )) /;;;;!            l:::::::::::.丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::il:::::::::::::::::::::::::::}
                  Vハ  ヽ ,     ′_ノ;:;;;;;;!   .{       |:::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::|l:::::::::::::::::::::::::::l
                        j;i:',  _..__    /j;;;i:;:;i:.:V           .|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ.::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::,
                        j;;;;;',   ー    /  V;;;;;;;/     、      !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::八:::::::::::::::::::::/
                        '从゙、     /,,, _」;;ノノ     ..≧  __丶:::::::::::::::::≦::::.ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.::::.ヽ::::::::::::::/
                          1 ト`〒´   ;; V/                  ̄ ̄  丶::::::.\:::::::::::: - ―  ̄ ̄ l}´ ̄ ̄ ̄/
                          lレ() 1l(⌒))  ;;  L_                       \:::::.丶/        /.:     '
                .,,  __rr  -‐ヘ  llト、 __ -‐ ::::  ノノ二ニ77ーtt、、、、,,           丶::/ \        ' ::.    ‖
       ..,, _, rr-‐//  ((     i1 ノll //      /   //  //  //          /∧  `       i ::    ‖
     ....//  // //    ` `ヽヽiレ⌒ヽ!/      /   //  //  //             /∧          | ::   /:l
    ..../.:.:.::::::::::::::::::::::::::::.:`ヽ    イi   l1!   ヽヽV/.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::         /.:::.\       l ::  /.::.∨
    ../.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ ノノハ  ノノ ト、  ノノ/.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::         ./.::::::::::::::::.` ー―――‐≦::::::::::::.∨
    /.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.          .:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::     ./.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ∨

2387 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:57:16.03 ID:GygrLJMf



\ \      \::::::::::./     |: : :○: : : : : : : : : : : : : :O:::::::}: : : : : : \.:::::::::::/      ∠-
  `丶\.      \./        .ヘ: : : : : : : : : :◯: : : : : : : :::::ノ: : : : : : : : :\/      /
_,.-、  ``\    /´          \: : : : : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :`ヽ- 、   ,く ,- 、__
 /~´Y--i /¨i、.人            ´~"''‐- ;;;;;;;;;;; -'''"  ' ' ' : : : : : : : : : : : : /r‐、/ \  i
./  /´ /__/′\\                                  /∧/  \  .}  `
  ./  i´/ `> 、. \`丶、_         _,... 、-┬-- 、 ...,_       _,..-'''" ./iL \..:::::::',::::}::::::
  {  /./ 0 \ `>ゝ、   \``ー-┬‐'"~/   |  \ ′`/゙/‐-'/    /x<j ヽ }::::::::i:::::|:::::
し〈_./ |  /¨ ̄´     >x  \_,,,-''´'''''’`゙ヽ-、_ ,.-'''"‘''゙`´~≧/   .x<   `ヽ、.j .}:::::::| _人_
  // .><             `>彡                 ミ <´    >‐''"  '〉jヽ′:::::::::
\       ><           `>x            x<´    >‐''"    .....::::::::::::::::::::_,
  ` <__        `><        `>x     x<´    >‐''ミ     ...:::::::::::::::::::_/¨
      `ヽ、  ヽ     `><          >< _,,.>-‐''" ,, ,,ミミ     .:::::/:::::::/
         ``ヽ   , - 、   `>< >< _,,.-‐''">x,,,;;从ミ_.    __ ..::::::::ト--′
             |   {ヽ_ノ,ー 、__ ≦--‐'x"       `>x  _ r‐、(.o.)::::::/
           |   | ~ .{ヽ_,イ{ 。)、     `><         `>x_j`-|  }::::/
               |   |  .|  | `´イ         `><         `><|::::}
             |   !  .|   |  .|             `><         >x
           人. ` ‐ヽ_|  .|               /| .>i<      `>x
              ト、_    ヽ_,ノ              ノ ヽ-′::::`><     `>x
             〉、               __,,..-‐''´::::::::::::::::::::::::::::::人 `><     `>
         _,.-‐'´  \         -‐ー一'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::` 、  `><
        /     \``丶、__.................:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,..、,..-'''"/::::::::  ``丶、.  `>x
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三三r'   ,'γ.:.:.:.:.:ヽ',      ',三三三三三三三
三 ,-' i ; l.:.:.:.:.:.:.:.:.:li   γ´.:`:.、'.,三三三三三三三
三;;`〉 i ', ゝ、.:.:.:.イ   ,, !.::::.::.:.:.:',;',三三三三三三
三ζ/   丶 -‐'''" , ' ',丶、.:.:,,i' /三三三三三三
三ζヽ   ,,-‐''   _ '‐''‐' 、、`--t‐'三三三三三三
三`、, '` ´ ,-,r‐、,'´.`y.-, _ヾ''、. 〉三三三三三三
三r'. r'‐、i^'| |  |   |. /´,', r '三三三三三三三
.r''i ',. ',.  i i i_|__i /.//,'三三三三三三三三三
  i ', ',  'r'T´|. |   |`T'iy,'三三三三三三三三三
   i ', ', |. | |  |   | .l l ',三三三三三三三三三
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【解説】

    そしてフォルケールの死に様についてもう一つ触れると・・・・

     彼は物語終盤、連戦で疲労がたまった上で、”あの”ヒルデブラントと一騎打ちになり、敢え無く討ち取られてしまう。



    しかしそのヒルデブラント、同じく疲労溜まっていたはずのハーゲンにボコられて死にかけていたりする。

    というか親友ハーゲン、ジークフリート以外の相手には、たとえ主人公級相手でも戦闘能力にて引けを取らない。

    ヴァルター :お荷物を背負った上で相討ち
    ディートリヒ:疲労が溜まった上で激戦の末捕縛される
    ジークフリート:「こいつには勝てんわ、暗殺しよ」
    他 : 敵じゃねーな

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


.

2388 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:58:01.67 ID:GygrLJMf



                                                                |
                                                                |
                                       { 、                     ......|
                                    {\____ {  \ト 、                  .....|
                           ____    <⌒_/ ̄⌒  \、                   |
                           ⌒\  \__/<⌒ ̄   _  ト、                 |
                 ___             \ _ / /  //   ⌒',               ...|
             ≧ニ二三三三二ニ=-            ア/ /  //厶イ '  ∧               |
           /`寸ム-ー=ミ 寸ニ二二ニム     .<⌒__  /  イ  /{ rッ7 / / }              ....|
         Y /`¨¨´: :.  ヽ }二二二ニム..__ /⌒ 7 /  i{ { ,   ' ィrッl  }                .|
           l |: : : : : : :   } 弋二二二ニム.   ̄ r==ミ、 l/ {  'i{ N/ {/ _j ∧ ,              .....|
           {リ: : : : : : :   人 乂二二ニ圦. ===┻=ミ、 \ { / V/{ ‐ 、  イ/ハ               ...|
           Yヽ/ : : :__/ ̄` 寸辷>/{ニム.<><>=\ \{  込/   / 〈/____               .|
           Y十Y  k-tチ   }ノ 卞 }ニニ}   ̄\ \⌒ ', V Y{≧彳 { /ニニニニ}             .....|
            V::/             7V/ニニノ  ===ミx、\= ', \ VC) Vハ〈^l=‐/}             .....|
            '/_         ーくニニ7.  ̄ 〈〈 〈⌒ ̄\ 〉=≦} Vハ  Vハ} 、{N              ..|
             ',: _        八二ニニ{.⌒ア/7⌒7ー-<^\  {  }{ ',  < _ノノ \{\__         .....|
             :.:ー `    /  }二二:|.    〉〉  〉  /_ >=ァ}〉〉 \ V{_ア⌒){\〉〉}\       ......|
              ',:.:    /   从小八.  〈〈  〈   /⌒>==彳リ、\  、}\__/ } }}}「\ノ         .|
              ー─  ><    ∧.   ∧\ } /\⌒> /⌒ ̄  ̄__\rー_クj 〈〈} \ \        |
              /Y≦     )⌒寸. ∧ //⌒ ア^\_アレ'{⌒ ̄  く⌒ く⌒_7//{>、_}/        |
              ||∧V ⌒辷´>≦苡≦ム ニニ=‐/V(/⌒V ハ〉⌒7⌒\ >く⌒Y { イ }ア´        ....|
             苡|j::∧V-=≦二二>≦三≧=-.=‐,'ニアi{>''“⌒Y「⌒-=≦〃\_コ}ハ v/           |
           /二二二二二二二二二二二二ニニ=-==/{__O(⌒)^}__ア くく}  く⌒}}  l ,'            .|
           二二ニニ/ ̄`寸ミ二二二二二二二ニ./ ∧ィ ´(( ))_}_ノ⌒>\、く⌒リ\j/            ..|
           二二ニ/⌒Y  /ニニ))二二二二二二ニニ // i{O_ア八O__/  / ⌒l                |
        二ニ/´  )丿/ニイチ二二二二二二二二..,' /イO_ イ {  <く人 〃!              .....|
          二ニ/  )才 /二二二二二二二二二二二  〃 /VニニY   〉〉  ‖{               .|
                                                                |
                                                                |
       ヽ  /   |  | ノ  .〉                (三:\  ./三三三三三:)_ ,r' ノ   _| .|  ./ ......|
     __ノ  └-'´ヽw´ ヽwノ/ヽ______./\, 、\三\/三三三三三:// ̄ ̄ ̄\/ /  .//    |
  /`¨´     r──、__ノ   ヽ      r'´三x、_ノ´三三三三三三三三三:/          \/  .//     .|
 ゝ   / ̄|  .|  /∨\   └'´r'ヽrヘノ三三三三/ ̄ ̄ヽ三三三三三!/   で  素  今 \//  ./  |
  '\_/_/^^\!|: 〈    (    (`゙三三三三三::/  ̄く  〈三三三三::::/               \  /   .|
 / ̄`'     \/\  \r-,ノ三三三三三/ヽ  /⌒i ノ三三三三:/    し  敵  日    | ./   .|
:/             / r-'´三三三三三三::(___ノ (___/ i ヽ三三三三|                  |/    |
              \ヽ三三三三三三三< //> _ -─'´ く三三三三 |     ょ  な  は          .|
    増   彼      ./三三三三三三三::/77フv、_ ̄`ヽ. く三三三三`|                      |
               |::三三三三三三三:レ'⌒マ/7ヽ/| _し',>三三三ニ゙:|.    う  .日   な         .|
    え   に       |三三三三三三三/    V   .//三三三三三∠                     |
               |三三三三三三三|  //     //>三三三三三 |    .!!!      ん        .....|
    た   友      :|三|\三三三三::/  //   .//へ三三三三三三\                  .....|
               ヽ!ム  ̄\三三/777ヽ__/ ./ヘ(三三三三三三三:\          て        .....|
    !!!   が    /ニム    :::::\レレし'ヽ/   ./ヘ(三三三三三三三三ニ\                 |
               〈三三ム    :/-   ___/\ス)三三三三三三三三三三三三7 ̄           |
ヽ               /三三ニム   丶_/:::_/-、  |三三三三三三三三三三三フ             .....|
 )/⌒\/⌒\  .(\三三ニム   ::::::/ |  | /ヽム三三三三三三三三三三/                .|
           ヽ/  \ニム     ::::::\ | ..ノ.///三三三三三三三三三三/               ......|
―――――――― ―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
   【解説】

     そんな強いけど気難しい、それでいて忠義者のハーゲンのことが、

      フォルケールは見てて面白く、また放っておけなかったのであろう。



       灰剣の言動の裏に、不愛想なハーゲンとジークフリートの影を見ていただければ
 
        提供者として嬉しい限りです。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


.

2389 :方舟の名無しさん:2022/05/05(木) 23:59:21.70 ID:GygrLJMf







































――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   【最後に】

    こんなハーゲンを巡る二つの物語があるのに!  型月は!  なんで!
 
     ジークフリートの相棒ポジだけクローズアップしてるの?


    すま×ハーはナシでしょ!  ヴァル×ハーかフォル×ハーでしょ?????

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



              、_ 、
                , ≦   ヽlレ フ      \ー―‐――――.、       「「「 や め ん か 」」」
          //       \        >:::::::::/:::::::::::/:::\
             /             ハ    __/::::::/:::::::::::/:::::::::::::::\_
         /イ        :| |  :!      ⌒ヽ---z::::/|:r'" |/|::::::r┴‐         ./⌒\ ̄/\ー- 、
          ノ       ,∠| | ∧:|        /::::://■■■■■::::\        ./   =ミ Y =-、  丶  \
         ⌒/,ィ     .(f■■■■      /:::::イi|      l   i:i:「  ̄    ...__r/   /       ∧   \r=ミ、_,.ィ!
            ィキ   从! ! _/    _  -----r|∧    _ _  }:i:i\   .,.ィi{:i:i/   / /     l ∧   寸ノムイ__
           f二三三l  レ'-′  ..⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ\___.ノ ̄ ̄   寸j〉/   /  {     l|  ∧   ∨ヾー-'
           |三三三ハ f二=x   ./:i:i:i:i:i:i:i/ヽニニ| l r―┤          ./   ,  ___ノ  乂___ ∧  |、∨_〉
       , v==≦v、\.三≧iz:/⌒|   ⌒7:i:i/.: .: |≧=┴=≦.、        .rく′  {!/ ∧     l|  \`ト、 {`ヽ ゙ 、
       ./  ∧   ハ: : \三ニ}___ト、.. ./ イ. : . : : |ニニ/ニニニ| ∧      .|/ ,    {!  // \ヽ  l|-\___|\{  `ヽ、
      ,  〈.i-〉  [fヽ_ : \-オ  |,」   : .|.: .:.:.: .::ニニ|(_)oニ=| ∨ト、    /オ    ■■■■■■■■.  \  !⌒
    ,ィ个  ∨   )] }.}`Y: i-イ\_|、.  /:: . |.: .: .: .::ニニ|ニニ| ̄ ∧ ∧   /  |l  |  ■■■■■■■■ | l ヽ} |\ヽ
   /| |.ハ≧=y==≦´.//ニ.|: i!_,ィ\. i!.../.: .:.:.|.: .: .: .::ニニ|ニニニニ∨ ∨ /<>..八  |  八¨¨¨¨  '   ¨¨¨¨}  | | }ヽ !  )ノ
  ./ :| | : ∨_/===イ/三三三i|\. __/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニニ.|(_)oニニニ∧ /<>/〈  \|∨ | \   r____y u/|  ! | } )'
  /://: : : ∨___/_|/三三三ニ| /.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ニニニ|ニニニニ/<>/     .八  |\{个s。    イ jノ| 乂{ノイ
 ,://: : : : : :Y三三ニ/三三三. /.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ニニ|ニニニニ_| /∧∧  ./  )八{  ̄>ニニニニニニ/ j/乂_乂
 |'/ : : : : : : : |三三ニ{三三三./.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ニ二|(_)o=ニニイ l. ∨∨ r' <  ) Wヘ{ ̄ ̄ ̄ ̄イl  乂_乂`ヽ
 |' : : : : : : : : |三三ニ|三 _/ .: .: .:./.: .: .: .、.: .「.: .: .::「r]:|┌┐|--]l | |/ \∧.  Y  ムイ |  }        从 ノ( / ノ  〉

2390 :方舟の名無しさん:2022/05/06(金) 00:00:10.98 ID:feWTUdle
以上、スレ主の許諾を得て投稿させていただきました。文責は全てスレ主に帰すものとします(脱兎

2391 :方舟の名無しさん:2022/05/06(金) 00:01:17.58 ID:ZESR6WFy
乙でしたー
面白かったっすw

2392 :スマホ楓 ◆yHPkL/Dz4s :2022/05/06(金) 00:16:07.71 ID:EQiTY7xe
赤騎製作委員会さん、ありがとうございましたー!

2393 :方舟の名無しさん:2022/05/06(金) 00:24:31.13 ID:lxdQGBpr
乙でした

灰剣は強かったなあ……
白魔あたりのあれこれは友好スキルが猛威を奮ってたっけ

2394 :方舟の名無しさん:2022/05/06(金) 21:51:54.80 ID:4lmcfi93
乙でした
灰剣は安定感あったなー

名君ヤムチャ様のブルグント王国のスレとかあったのか(すっとぼけ)

2395 :方舟の名無しさん:2022/05/15(日) 15:10:24.67 ID:an7StfAg
(某スレの解説を見ながら)
作者さんにもよるんだろうけど、やはり投稿鯖はシンプルな方が良いのだろうな

2396 :方舟の名無しさん:2022/05/15(日) 17:31:06.68 ID:5G9j1GRo
ギミックにせよキャラ性にせよ、複雑なのはどうしても扱いが難しいところあるしね
楓さんはその辺、(実際に採用するかは置いといて)おおらかというかティンと来たら遠慮なく調整込みなれどホイホイ拾ってくださるところあるけど

2397 :方舟の名無しさん:2022/05/15(日) 19:32:43.88 ID:MacdVIgW
あんま負担にならないようデータ面ではシンプルに、設定は練った上でキャラを理解できる最低限だけ開示する、って感じにしてるな

2398 :スマホ楓 ◆yHPkL/Dz4s :2022/05/15(日) 23:08:23.66 ID:FcJsoGLk
ゲームのキャラを英霊にしてぶち込んでる我がスレは
ルール無用なんだよなぁ!(タフ語録

まぁご近所で一番やりたい放題できるのは
多分うちか、最近復帰なされたビーナス鯖を作られたあの方でしょうね

2399 :方舟の名無しさん:2022/05/15(日) 23:28:33.54 ID:5G9j1GRo
ビーナス鯖……あっ(察し)
というかあの方、復帰ってことは一時お休みしてらしたのか

2400 :方舟の名無しさん:2022/05/15(日) 23:41:11.82 ID:LYGzzkmx
設定に関してはなあ。
とりあえず、自分は設定投稿する時は原典を元に拡大解釈或る程度はしてるけど宝具とかの大本は変えんように気を付けてる感じだなあ。
鈴木さんみたいにネタ其の侭使っても問題ないレベルで濃いのそんなにいないから匙加減難しいけど。

……とりあえず、チェイテ城とかピア・マルコとか向こうに投稿した身としては本当に気を付けないとだめだよなあと反省。

2401 :方舟の名無しさん:2022/05/22(日) 23:21:44.35 ID:Cr08IGrj
>ttp://shokaku05.sakura.ne.jp/test/read.cgi/reppua7m1/1406023277/1159
やっと見つけたお待ちどぉー! 依頼スレで作ってもらえたヒルダ様のAA二枚です!!
あと、別所でキリ番取れた関係でもしかしたらその内バトルシーン向きのヒルダさんのAAが増える……かも? こっちはまだ未確定ではありますが

2402 :方舟の名無しさん:2022/05/23(月) 22:16:38.56 ID:JUzFKZmP
>>2401
昨日は、級に無茶振りをしてしまい、申し訳ありませんでした!!

お陰で、表現の幅が広がりそうです(本当に助かります

2403 :方舟の名無しさん:2022/05/23(月) 22:26:54.87 ID:FKBNBM+P
でぇじょうぶだ、ヒルダお嬢様採用してもらえただけでその辺の苦労なぞ苦労の内に入りませぬ!
むしろその辺放置してたのはこっちの怠慢なので……!!

2404 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:06:58.67 ID:VC4darGU
金騎の解説って投稿して大丈夫ですか?
簡易設定で採用して頂いたのにこんな感じですって解説するのも何か失礼な気が

2405 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:07:42.87 ID:BPdm0Zsl
構わんやれ

2406 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:26:29.62 ID:VC4darGU
では6レスほどお借りします。

2407 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:27:17.72 ID:VC4darGU

   /:.:/..:|: :    |  ../ |   ′ | | |  |  i|  ∨ ! !  !  `ー‐
-=彡: : ://|: :    |   /   |   | | |  |  i|u レ|  | |  |
  /  :/   :|: :     /!  ′ .| ´.厂 ̄| 「¨|¨/´:i i|  |∧| |  |
.    /  彡|: :.   /│/   | ! i斗-=リ=ミ/: :ヽ i|  /`ヽ} ! /
        ノ|: : : | ′|:′  リ/ミ 、 () }: :..:} リ ム- / :| /
.   / \ :リ : :l/   !|     j/  `¨¨:彡 ´    {tァテ.} /}′     
  /  \\∨:|   リ                丶彳リノ
  {     } ∨            し       \        
  ∧    〈      、                      --〉
   ∧`ヽ ノ      }                : :^: : :/
    ∧ \     |       /            }
     ー‐{   ι       /  j_,.  -===---=ァ'′                       
      /  ‘,          ′ いュ.,_ `ヽ¨¨¨/ /
    | |′  ‘,              ̄ ̄ ̄ ̄ 〉/
   ’│     >       し'      ¨¨¨¨¨ヽ.′
   ∧!        `                 ′
‐┴-′{__             `  .,        |
ニニニニニ==-            二ニ==---′
ニニニニニニニニニ=-       /
ニニニニニニニニニニニ=-   /\

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【初めに】
まず前提として私のローマ知識は塩野七生先生のローマ人の物語が殆どです。
かつてローマ帝政初期を詳しく解説した楓さんのスレでクラウディウス帝の設定解説するとか教授にレポート提出する気分です。
ローマ好きそうな楓さんなら少しプラス補正入るかなと軽い気持ちで投げたらこの状況、まさにインガオホー。

またこの解説はあくまで私の拙い設定の解説であり実際に採用して頂いた金騎とは異なるものです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2408 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:28:13.79 ID:VC4darGU

                          , ,ィ, ィィxzィ-z、
                        、 ノ:!レ イイィ彡彡斗、
                        Yムイi!ゞ弋:てィイ::≦こ、
                        ノ!'::! マ::ヘ、i!ヾ!、ヽ:く彡::!
                         'ャ気`ィャッ``i::!``ミイ:,'
                            iツ     'ノ:;イ゚∨ヘ!
                          ',`_    "' /彳:;:;ヘ
                          _ .', - `   ノ ii:ii:;:;ヘ`
       , ィヽ  , 、            / ヽ 、_ ィ   ' ' `!\/ \
       ,' ィ二、 i .,'        イー, ¨.,' , 'zイ  ',   ,  ',  ,,' , イ¨ <
       マイ三'yノzィ      ノ/ 1  .!.,'::;'   !  /   y//´  /´  >ィ
       ゝイニァ::::ノ     / i.!  i!,  i.!::::!  ` ヘ ノ ”  /;'/ ,, '  /イ´ヾ ',
        `';::::::::::;'     ィzz',! ヤ;  .!レ^ 、  ,  ,_、rセ7,'  ヤレ  //≧s。 ヘ
         ';::::::::::',    ノ孑"マ,,,.。*≦::::::::'::≧≦"i!´:::::::ヽ、  " , ',';::::::::マ≧zx
         !:::-::'::',    !≦イ::/::/::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::::::::::ヽ≧zxi!:::';:::::';::::マ、:.,i!.、
         i::::::::イ:':,  /  丶ヘ/:',:::::::::::::::::::,' !:::::::::::::::::::::::::::ムV:::;:';';:::';:::::';:::::';:マ:.:.:.!
         .!::::::::::::ノ:':,イ   , ィマ::::マ:::::::::::::y∧'、::::::::::::::::::::, 'ノ .∨:::';';:::ムzェr-―ヽ:.:',
          !::::::::::::::::ノヘ  ' ,  V´:マ≦"::::マイ'`:::::.、` 、イイ  /"/マイ”  i   iヘ:.i
          マ::::::::イ::::ノ!  ' ィ:.!:.:.:.i !i:::::::::::Y::::::::::::::`, /`≧ //:.:.:.:',   ,   !';.:.',
          マ::::::彡'  i ,ィ":.:i:.:.';.:.:.i ',';::::::yム'_:::::::::::,'/   /¨,':.:.:.:.:.:.:.'., ./   i .';.:.',
           マ `丶 / i:.:./:.:.:.';.:,'ィ',≦乂乂≧s。ム、  ,  !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i!  ,,'  ', ';:.:'.,
             ヽイ   i:./:.:.:.:.:':f"´ ',';::::!:.!::::::://`  , i! -!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.レ__    /i:.:.:.:'.,
                  .レ:.:.:.:.:.:.,'    マ:::!i:::::イイ     .! .';.:.:.:.:.:.:.:./":::::::_ 、 /!:.:.:.:.i!
                 /:.:.:.:.:.:.:/   iヘマi!'イ;'       ', .';.:.:.:.:.:.:i!::::-:::、:::::::冫:!:.:.:.:,'


                                 ,.-==.、
                           / '´ ̄`,ヽヽ.__,、
                         /, ′  /,べv',へ\
                           //    /イ´" ̄ ̄゛ヾヽ
                             //   ,ィ'´           ゙:、
                            i ,′  ,:'    .       ゙:、
                            l,′  i i .i: i. i、 i、 i  i: i!:i i i
                            ′   i .|:iハトiメi、|ヽ:|、i、|ィlォリ|;: |
                             ヘ、トィ≠=、` ``'ィ≠ミメリ: |
                                |:ベ弋:リ     乂:リ/,':: !
                               /|:i::::ハ "  '   "ノ、!:: .ト、
                               \l !::i!/>,. ^  .ィ:::`メ.: ノ‐'´
                               ,ゝメ、ヾ:、_メ、::i.!i::::i、!:ノ_ノ=.、
                            ,ィ,'イ::`ヽ:i:i:/イ`ヾ、|./ ヘ.;::i:i:i:i:iヾ:.、
                          ,ィ,'イ.::::::::::::::::::、/;'       ヽ!:::::::::::::::::.`ヾ.、
                         〈〈::::::::::::::::::::::::::/´_ `ヽ , '´_ ヽ:::::::::::::::::::::::::>>
                         ヾ.>:::::::::::::::::::,''´   .`ヽO'´  ``ヽ:::::::::::::::::</
                          /.::::::::::;ゝ‐{    ‐=O=‐    }_;ィ::::::::::::::\
                       __/.::::::::/   ゝ. __ .,.ィO、. __,.ノ  ``\:::::::::.\__
                      ノ.:::::::、:/      ヘ《OlニXニlO》/      \_;:::::::::ヘ_
                      ゝ、:::::::::::`ヽ、      〉《O!ニXニlO》〈      ,. '´.:::::::::::::ノ
                       `丶、::::::::::ヽ、,、_/.::《OlニXニlO》::.\,.、_,.ィ:'´.::::::::::;ゝ'´
                        ,,-'、`>‐-:::::::::::::::`i::〃/   ヘ:ヾ.:::::/.::::::::、::::;ゝ'´》ノ《,ィ
                       √メ゙/'.::::::::::::::::::::/.::〉::::::\ /.:ヘヾ〈::::::::::::::`ー::、ll√ノ_),、
                      <`ヽメヾ.、/.::::::_ノ.::〈\:::::::.`´.:::::::/〈`ヽ::::__::::::::入ー=、メ
                      厶入ヾノ〈::::::::/л!_i/\:::::::::/\メ==='イ¬i=='イ `¨メフ
                /.::::ノノレメー=='イハテ/'´  ト、;.イ  ノ"メハ〈ーryヾ≠'ヘ='/
                    /.:::::::::´¨7/´〉メr'Y´ゝ     i'´`i    ノY´イ√iry´)゙ー'ヾ\

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【史実解説】

ティベリウス・クラウディウス・ネロ・カエサル・ドルスス
ローマ帝国第四代皇帝、FGOプレイヤーならばカリギュラとネロの間の皇帝というとわかりやすい。

カリギュラの次の皇帝ではあるが、彼の叔父にあたり即位時50歳。
二代皇帝ティベリウスの甥だが、生来病弱で片足を引きずる、どもる、涎を垂らすなどのハンデから皇帝候補には数えらず歴史家をやっていた。
だが若く美しいカリギュラが即位半年で病を得たのち急変、四年間の暴政の末暗殺されたことで擁立される。
本人含め誰からも予想外な帝位であったが、中々上手く帝国を治めカリギュラが破綻させた財政を再建する事に成功。
ブリタニア南部の征服、クラウディア水道の完成やオスティア港の建設などのインフラ整備、ガリアの民の元老院への受け入れ、自身の政治的取り巻きが居ない事から用いた解放奴隷による官僚制の導入などの功績を上げる。

だが、官僚たちの汚職、妻メッサリーナが夫の権力を利用し乱行に走った事などで部下や家庭を律し得ない男として市民や元老院から失望される。
やりすぎたメッサリーナが死を賜った後、姪にしてネロの母である小アグリッピナと再婚するが、彼女の言いなりになってネロを後継者としたのち暗殺。
若く美しいネロは市民から歓喜を持って迎えられ、老いた醜い先帝は拒絶された神君、暗愚なクラウディウスとして歴史に記される事となる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2409 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:29:30.93 ID:VC4darGU


             ‐ ´ ̄   ‐ ,. 、
.            /   _ヽ ' ‐- 、 ヽ `
            /  '"  ヽ´    ヽ 、   ',
.          / /   ,'⌒ ⌒iヽ   :. ヽ  .i
          / ./   /     詫.   !. ', .l
        '   l  '"! ´     l. !`   ! .} .{
.         {   .l  .|       l! ',   ', 、!  、
.       、 (.|   '|⌒`   .l!⌒ヽ   lハ  ヽ
         ヽi l   .l' '    '  ヽ.' ' ヽ .! ヽ `ヽ
.          l .!  .|   r ┐ ` イ } !     ノ    
          ',ハ イ> . ー  イ !.ノ j
.          {. 乂 、i< 二 -'┐' j ノ         
.          ` /: j   V   /l: :\
.          /: : :/ \./ }\./ l: : : :\        
        /: : : : :.l    ./ !   .!: : : : :.:\
      /: : : : : : : |    l  |    |: : : : : : :.:ヽ
      /: : : : : : : :.|    l  |    | : : : : : : : : ',
      / : : : : : : : : !    ! .|    |: : : : : : : : : :l
.    ,' : : : : : : : : : |    l  |    | : : : : : : : : : l


          【神君アウグストゥス】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ローマ皇帝というと後世の絶対権力者を想像するが、この時代の皇帝は神君アウグストゥスが唱えたローマ市民の第一人者の継承者であり、権力はあれど安定した立場では無かった。

かつて王を追放し共和制として発展したローマにおいて、ただ一人の王という存在は受け入れがたい物だった。
だがローマが地中海の覇者となった事でローマの政治システムも変化を余儀なくされ、長い内乱の末カエサルによって元首制へと移行。
そのカエサルが暗殺された事で彼の後継者のアウグストゥスはあくまでローマ市民の代表という形を取る事で共和制派を刺激する事無く権力を掌握。
血縁によって継承される王と同義の存在でありながら、公的には市民の代表であるという世紀の詐欺師アウグストゥスによる高度なフィクションの存在、それが皇帝であった。

だがこのローマ市民の第一人者というフィクションを本当に信じていたのがクラウディウスである。

彼は皇帝となってからは元老院に欠かさず顔を出し、各議題について議員がおざなりに賛成だけ言うのではなく一緒に考えてくれるように求めた。
各地方に赴任する人々の手を取り、貴方のような人々が居るから自分はこの国を動かせると謝意を述べた。
妻から侮られ、家庭の事で市民や元老院から失望の目を向けられても気づかずに国を動かす為の実務を愚直にやり続けた。

皇帝とはローマという国を繋ぐ為の公僕と信じて務め上げたので、アライメントは秩序・善。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2410 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:30:27.10 ID:VC4darGU

                   ヽ-= ___\ーミ、  ト、
                    >‐−     ` `ーy }
               \ー=≦        ヽ    ∠ _
                 >           ∨     '.
             _ __/ .                 、 {
              `ー=/ ′ /  : i ハ.∧ i    、 ヽ!
               ///  / ,′i | /`⌒i |  i 、 ミ=- \_
              / ∠1   /i ノ/レ    l |i ハ | ヽ < ̄   
            `<_ノ _| /-―≧メ、  、_}厶ノ-!∧ _ i }
              ∠  |、V <´(・)冫t  /´弋匁> X | ,レ    
                 レi |、Vi ` ̄ " | i  `ー / /〉ノノ/
                ヽ\_}ヽ       | 〉〃 //ーイ/′
                 }ハ 八    <__lノ ー┐ 厂/'′      
                 ___/ニニヘ 丶  ィ==≠≧ / {ニニミ、_
            /ニKニニ(ニニY \`ニニニニニ´/ |ハ{ニノ Vニヽ
               /ニニニ\ニニ\r⊥ヽ ヽ___/ ,' ト/ニニニУニ'.
           /ニニニニニ ` 、ニニヽ//,`ー――――/ニニニ/ニニニ \
         /\ニニニニニニニヽニニ\ /////////ニニニ´ニニニ/ニニ入
      ,. <    > 、ニニニニニニニニニ\'/////ニニニニニニニニニニ /  > ..
   ,. <   ,. <ニニニニ\ニニニニニニニニニヽ'// ニニニニニニニニニニ/ニ≧x、    `ー- 、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【作成キャラ解説】
最初この人の話を読み終えた時に抱いた感想が、日本のサラリーマン?だった。
誰に何を言われようと愚直に仕事に励み続け、疲れて帰った家庭で奥さんにまくしたてられたら何も言えない悲哀が何となく歴代皇帝で一番気にいりFateファンのお約束で設定だけ妄想。
ただどう考えても戦闘向けじゃない、ライダーくらいしか該当クラスが無いのに敏捷E確定なのでかなり無茶な造形になってしまった。
頑張ってるけど周囲からは軽んじられる、片足が悪い、女性に強く出れずそれゆえに破滅するなどの要素からAAは雁夜おじさんに

戦闘の形になるように考えたスキルが賢者の智慧、賢者は歴史に学ぶという言葉がかなり似合う人物なのでそれっぽく
(歴史だけ見過ぎて経験には全く学んでいないようにも見えるが…)

皇帝特権は一応所持しているものの、皇帝としての畏敬の無さ、暴君適正の低さから二重の意味でE
ただしやってる事だけで言えばかなりの暴君とも言えなくもないので、宝具効果で変動するという設定でE(X)に。
マスター、或いは周囲の人物と言葉や信頼を重ね、ハンデもあり見た目も醜い彼を信頼し任せてくれるなら、皇帝としての力を行使する事が出来るという形

彼は地中海世界を統べるローマ皇帝にしてカリギュラが残した負債を健全化した実務家、官僚制を導入した改革者、オスティア港を築いた先見者、
ブリタニアの征服に先鞭を付けた征服者、元老院の反対を押し切り外国人をねじ込んだ暴君、
罪の無い元老院議員の処刑執行書にサインをした処刑人、ローマの神々に断罪され拒絶された神君、
そして第六の獣の義父にして、七つの角の一つとして数えられる人が滅ぼすべき悪でもある。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2411 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:31:49.78 ID:VC4darGU

                           ト、____ゝ\    ト、
                         _>――‐    \`¨ヽ} 〉
                   `ー=ニ二              ヽ\ jj/_
                      /              リ     |
                     /                        |
                 -=ニ二..ィ                    、
                    /     /   /       ∧ハ. l l |   :,
                     /     /   / /| │ | |  | | l |  ト :,
                   __//   /../l../| ./ 1 /| ハ!   | /! .j |: . |ゝミ
               - 、 \_ . : . : . / l/‐リ‐-レ.,_|/  __,.斗j-ハ│:.:j   
           ___/   〉__  フ: . 「 ヽ|   <屯ソヾ:.:',  /:.ィr=ァ 'リW
          / /    /   ヽ/イ.: .| :.{       /  l | ,`¨´//}'′    
         / .:′/    {   /ヽ ∨ \   ':,      l | /  .イ/
       i  /   /     {  |,ノハ. : ゝ!  ':     /___j}  / '′       
       |  /  `ヾゝ ,、     「l_V: | 、    ,ィ======ァ〉/、
       |      j7く ‘,     |`ヽ}从  \   \_,. イ /ニニヽ
       |    ≪__, ーiぃ=-  /ニニム  '.  \  '''''''''''}/!ニニ}ニムニヽ
       :,       r=ァ=={ ´  /ニニニム___':_ 丶---- '_j:i:i:i:/ニニ7ニニム
        ′    レ'     /ニニニニ≧ュ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ニ>ニニニム
      ___}          /ニニニニニニニニ≧ュ:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ニニニニニニム
    /ヽ,ノ-=≦≧ュ    /ニ>ニニニニニニニニム:i:i:i:i:i/ニニニニニニn⌒ー 、
   /  .′ニニニニニニニ≧ュ /ニニニ>ニニニニニニニム:i:i:/ニニニニニニア>     `ー‐
 /   /ニニニニニニニニニニニニ}ニニニニニ>ニニニニニニ∨ニニニニニニアニニニニ>     | \


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【宝具解説】
ローマが人類に残した最大の教訓と言われる演説、演説ではなく碑文なのはローマが滅んだ事でその理念が遠ざかったから。
フランスのリヨンにて発見され、それまで暗愚な皇帝とされていたクラウディウスが歴史家皇帝として評価されるようになった。

クラウディウス帝の時代、ローマ化して長いガリア(現フランス)地方の民が、定員割れの目立つ元老院議員の補充対象者に自分達も含まれるように要請。
だが元首制に移行したとはいえ元老院は未だにローマの中央機関であり、かつての敵が何を言うかと議員たちはこぞって反対。
文字通り満場一致の反対の中で発言を求めたクラウディウスが、普段のどもりも何処かへやりながら全会一致で賛成へと導いた演説を記したもの。
かつて敵であったものを同化し、友とする事で栄えたローマの理念が形になった演説であり、人類が未だに成し得ない理想。
それゆえにランクはEX、人の理性が紡いだ人類史全てを対象とする宝具である。

と、何やら大層な宝具に見えるが、その実はただ凄いだけの宝具である。
逸話から敵対状態でも話だけは聞いて貰えるという効果はあるが、白暗のように会話だけで精神汚染すら引き起こすような代物ではない。そんなカエサルやアウグストゥスのような演説力があるなら彼は暗愚なクラウディウスとは呼ばれていない。
クラウディウスが信じるローマの理念、それを元老院が共有出来たからこそ受け入れられただけであり、彼はただ愚直に己の信念を説いただけである。
正しいと心から信じられる言葉のみ、それを受け入れられる土壌を持つ相手に響かせるというごく当たり前の行動。
聖杯戦争というお互いの立場がぶつかる場においては一時的な同盟かマスターとコミュして地道に強化するくらいの宝具……の筈だった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2412 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:32:36.75 ID:VC4darGU

             \ー、
        ー、―=≦`ヽ}厶_,
        /.::::::::::::::::::::::::::.く
       /.:;::::::::::::::::i:::::::::::::、::ヽ
       イ:::|:::::/.:/i:イ/^^レ::::|:::トゝ
        ノ.:::!:iム:/__' ! _|::i:|::::.
        フイ:レ゙´ィェ、ヽ/'ィェサレ:::ト、         
      孑イハ.   | !   イY
        圦ヘ.  丶_, ,fイ ′          
          ノヘi 、 ̄− .イ从      _
     _   r┴≧- ≦弋 / ̄\ r.|「|
    /: : :`<///////////.: : : : : :.Xl !「|         
  (: : : : : : : :、: : ̄`ヽ'//: : :イ: : ̄r、| | !l |
 ,.ィ/ ̄ ̄: :、: :ーr':⌒:、:_/: /: : : : | ij、_ ̄ト.
 !「:i: : : : : : : : ヽ:、|: : : : |: : :./: : : : : { ′  .|:i|
 ||: |: : : : : : : : : : : |: : : : |: /: : : : : i:i\_ ! |:ヾ、   
 ||: |: : : : : : : : : : : |: : : : |: : : :/: : : 、: :ハ __}'入'.
 |l: :、: : : : : : : : : : :|: : : : |: :/: : : : : : ヾ:У/:ト、\
 {{: : ヽ: : : : : : : : : |: : : : |: : : : : : : : : :八:Y: : : : | ‘,
  }}: : :ヘ: :\: : : : : !/: : !: : : : : : : /:!  ヽ: : : : \ ヽ
  ||: : : :|: : : :\: : :.!: : : : !: : : : : /: :/   Y: : : : : ヽ.〉

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【余談】
私自身は本当にどんな状況で有用なのかわかってない鯖だったのだがまさかの聖杯大戦。
しかも世界滅ぼし軍が攻めて来て足元に火が付いてるのに団結出来てない状況とか宝具が十全に力を発揮出来てしまう。
TCGの禁止カードとかこんな感じで生まれるのかななどと考えつつ正座して待つ所存です。

【余談その2】
死因が毒キノコによる暗殺と言われているので、おばけきのこ系から特攻が入ると思われる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2413 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:33:08.10 ID:VC4darGU
以上です。
正直本編で登場するまで宿六の流れからガイゼリック1号か2号かV3が出てくると疑ってなかったよ…

2414 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 21:41:16.09 ID:BPdm0Zsl
乙ですー
この人フジマルさんとこに出てたロクスタが暗殺に関与してた皇帝かw

2415 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 22:07:58.68 ID:N26gG4R0
金騎解説乙でしたー。まさに五回戦予選特攻なお方でしたね……w
私もガイセリックかなーとは思いつつも、ローマなら楓さんワンチャン採用するかもなぁと何割かは思ってましたね(後出し訳知り顔)

関係ないけど、毒キノコによる暗殺でEXTRAのセイヴァー思い出した(嫌いなもの:毒茸)
あと残当だけど世紀の詐欺師アウグストゥスにワロタw

2416 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:11:08.75 ID:EpqPy7y4
金騎さんの解説、ありがとうございましたー

コイツについては語りだすと、また1ヶ月近く解説することになるので、何故採用したかだけ書きます





イッチがシンパシー感じてる皇帝だから(えぇ……?

2417 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:12:58.18 ID:N26gG4R0
>語りだすと、また1ヶ月近く解説することになるので
(かつての欠けたローマの夢を思い出してほっこりする)

>イッチがシンパシー感じてる皇帝だから
なん…だと………?

2418 :◆yHPkL/Dz4s :2022/05/24(火) 23:14:11.70 ID:EpqPy7y4
酉抜けてた(テヘペロ

真面目に解説すると、彼のマスターである戦士ガルダーは魔力が10と乏しく
低レベルサーヴァント又は何らかの補填が必要な状態でした

当初は銀魔をあてがおうかと考えていたのですが

そこにきて、「おっ、情勢的にちょうどいいのが来たじゃーん」

と感知したので、即座に金騎を採用したのです

2419 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:16:28.58 ID:N26gG4R0
レベルが低めだから必要維持魔力が低い、非戦闘系だからガルダーがメインで戦える、能力的に大変活躍が見込める。完璧でしたな

2420 :◆yHPkL/Dz4s :2022/05/24(火) 23:20:04.10 ID:EpqPy7y4
前衛の戦士(マスター)が戦闘の要となり
サーヴァントがフォローに回るのは
原作フェイトでも見られた由緒あるスタイル

また、金騎自身が手掛けたブリタニア遠征戦争において
全体の戦略図は金騎自身がデザインした上で
その実行については部下に全て丸投げだったこと

金騎自身は、生来の障害のため
青年の義務である体育すらおぼつかない運動ダメ人間であったが
「闘技場の剣闘試合に熱中するオタク」だったことから

闘技場で活躍する戦士ガルダーとの相性が良いという判断だったわけです

2421 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:21:20.41 ID:N26gG4R0
ほえー、そうなのか >ブリタニア遠征戦争を手掛けた、闘技場の剣闘試合に熱中するオタクだった

2422 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:21:31.91 ID:VC4darGU
解説書く為に2回くらいローマ解説読み直しましたがそこまでとは…
なるほど、戦闘向けで魔力が低いマスターだとレベル低めの方がいいのか
情勢はなんかものすごく刺さってましたね

2423 :◆yHPkL/Dz4s :2022/05/24(火) 23:24:18.11 ID:EpqPy7y4
戦士ガルダー視点
→ デルコンダル王の依頼だし武具探しの新しいアプローチになるし
→ 戦うこと以外は金騎がマネージャーみたいに整えるから言う事聞くのは吝かじゃない

金騎視点
→ 用心棒として剣闘士雇ったぞー!!
→ 癖が強いけどできるやつはそんなモンだしきにしなーい

なので、割りと相性がいいコンビだったりします

2424 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:25:21.80 ID:N26gG4R0
上手く回ってますなぁ

2425 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:27:15.24 ID:VC4darGU
あーなるほどそこがガルダーと相性良いのか
そしてやはり楓さんのローマ知識が凄い、色んな情報がポンポン出てくる

2426 :◆yHPkL/Dz4s :2022/05/24(火) 23:28:40.24 ID:EpqPy7y4
金騎組としては、デルコンダル王を説き伏せて
広域同盟を展開してハーゴンに対抗する筋道を作る

そういう組で、各地で説得安価対決が繰り広げられる予定だったのですが

よりによって、遭遇したのが、桃槍組という(

2427 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:30:44.71 ID:VC4darGU
酷いコンボが発生したものだ…

2428 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:30:50.82 ID:N26gG4R0
金魔ですら半ば匙を投げるレベルのシナジーが爆誕してしまったでござる(白目)
いや対邪教団という観点だけ見ればこの上なく頼もしいバックアップだけどw

2429 :◆yHPkL/Dz4s :2022/05/24(火) 23:32:30.07 ID:EpqPy7y4
浜風たちが最短で突き抜けなければ
最低でも灰狂は落としていた自信があったのですが
そこはまぁ、うまくやりましたねみなさん(グギギ

そんな感じで、彼らとはネクくんたちと共に
会談で相まみえる予定です

うまく話が運ぶといいですね、それではおやすみなさいませ

2430 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:34:47.25 ID:VC4darGU
おやすみなさいー
(なんで毎回味方を落とす事に全力を掛けてるんだろうか…)

2431 :方舟の名無しさん:2022/05/24(火) 23:34:49.26 ID:N26gG4R0
おやすみなさいー
本当に危なかった……ッ!!(白目)

2432 :方舟の名無しさん:2022/06/10(金) 23:29:46.14 ID:96q9BoWS
>ttp://shokaku05.sakura.ne.jp/test/read.cgi/reppua7m1/1406023277/1164
ソッ……
楓さん、改めてはぴばです

2433 :◆yHPkL/Dz4s :2022/06/17(金) 01:44:50.73 ID:zJ8uJVUA
母さんが例の鎌倉騒動で、心をざっくりやられまして

夜になると、ムカムカした思いを押さえられないと

本当にやってくれたよ。 パワハラの暴力で出来た心の傷は深い

2434 :◆yHPkL/Dz4s :2022/06/17(金) 01:52:53.67 ID:zJ8uJVUA
これからも、突然母さんが助けを求めてくるかもしれないので

更新が中断したりしたら察してください

嫌なものですね、ほんとう

2435 :方舟の名無しさん:2022/06/17(金) 01:54:48.38 ID:Xi146Pju
お疲れ様です……
傍からマイルド化された話を聞いてたこっちですらげんなりする案件でしたものね……当事者達からすればそら、なぁ

2436 :◆yHPkL/Dz4s :2022/06/20(月) 00:03:08.82 ID:j3wORhNy
母さんの発作が出たので慰めてきた……

2437 :方舟の名無しさん:2022/06/20(月) 00:37:13.08 ID:Xc2/l0+A
お疲れ様です……

2438 :◆yHPkL/Dz4s :2022/06/20(月) 01:41:34.25 ID:j3wORhNy
寝る前にまた、ムカムカとワイていたようなので

話し合って吐き出させてきました

辛いよなぁ母さん……

2439 :方舟の名無しさん:2022/06/20(月) 01:49:03.30 ID:Xc2/l0+A
あんなことがあったとなっては、ですよなぁ

2440 :方舟の名無しさん:2022/07/01(金) 23:40:16.26 ID:g7nseTFW
幼女は全てを癒す
どっかの後方親/姉/祖父面院たちもそう言っています

2441 :方舟の名無しさん:2022/07/17(日) 22:22:22.55 ID:BF9vBnbm
でけた(小声)

えー、大っ変遅くなり申したが無事桃弓の解説が仮組みですが完成いたしました
流石にもう夜ですし、誤字脱字のチェックや1レス内に収まるかの点検もしたいので、明日(18日)のお昼(2〜3時)頃にこちらをお借りして投下させていただいてもよろしいでしょうか?

2442 :◆yHPkL/Dz4s :2022/07/17(日) 22:29:35.87 ID:7o73g/oK
おお、どうぞどうぞー!!!!

2443 :方舟の名無しさん:2022/07/17(日) 22:45:30.64 ID:BF9vBnbm
ありがとうございます
急な予定が入ったり体調不良になったり、寝坊したり寝落ちったりしたらごめんね……!!



……ちょっとガッツリ2・3時間くらいの投下(1レス間3〜5分想定)になりそうだけど、その時はよろしくネ(小声)

2444 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 14:52:43.55 ID:KppdUQAp
こんにちわ。桃弓投稿者です
昨日の予告通り、15時より桃弓の解説を投稿させていただきます

ちょっと()長くなるかもしれませんが、ご用とお急ぎでない方は気軽にレスでも投げながらお付き合いいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします

2445 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:00:55.93 ID:KppdUQAp
では、始めます
イクゾー!

2446 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:01:21.26 ID:KppdUQAp

          【注意書き】
          これは『楓 ◆8alnqWF4MNwa』さんのスレに投稿したサーヴァントの解説を、製作者の視点・設定の基で行ったものです。

          あくまで製作者視点による解説であり、実際のデータやキャラクター性の設定・運用は別物になっている可能性があります。
          その点、あらかじめご了承ください。

          また、こんな機会もう二度とねぇだろうというのと「こういうのあった方が嬉しいから」という個人的嗜好、加えて投稿段階では
          載せきれなかった脳内設定を全てぶち込みまくった結果なんかクッソ長いこと(全35レス)になってしまっておりますが、どうか
          一読者が阿呆をやらかしてんなーくらいの寛大な目で見逃していただけると幸いにございます。ごめんて。

          1レス間3〜5分(一部例外アリ)想定で、この注意書き含め以下約35レス前後ほどお借りいたします。
          投稿場所と時間をお貸しくださった楓さんにこの場を借りて感謝を。また見てくださる読者の方にも感謝のほどを。


          それでは、開始いたします。どうかお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

2447 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:04:22.51 ID:KppdUQAp

                              > BGM: ttps://www.youtube.com/watch?v=0mHI-SkFkTg



                                      /:::::::{ ∨::/:/:::::::::/:::::/:::/:::::::::/::::::::::::::ヽ
                               /::::::::::ハ 〉'::::/:::::::::::/:::::/: //::::::::::/::::::::::: i::::ハ
                              /::::: /::::/::::::/:::::/:::::::::〃:/// /:::::::/::::::::/:::::|:::::::::.
                           /:::::_/ィ:/:::: /:::::::':::::::ィ:::::/ ./\ /:::://::::::/:/::::}z:::::::|
                       /:::::::: : /:/::::::/:::::/ |::::/ |:了´/≧、\:/ /:::,ィ:::::/::: / ミ : :|
                         /::::::::::: /:/ ⌒'::/:::{:::|::/ |/‘ 'fて_小|/ヽ// // |::/  |::::,::|
                           /::::/::::::/:/ ハ|/i::/}/i/    、乏zノ { / /ム斗'-  }::/::|
                       /::::/::::::/:::{ (  { |' ! '      '¨        ィ示ミ、 /:/::::,
                    /::::/::::::/::|:::ヽ ー、                      化ノ:} 》/://::/
                      /::::/::::::/::::|::::::ハ、__               / ヾー ' '/://} /           だぁれが
                        /::::/::::::/:: : |:::::::/::::::::::}        ィ ´¨>、        .'ィ:/ /'
                    /::::/::::::/:::::::::| : /::::::::::::j        /- 、 ⌒>_〉     / }:'                  『男と間違われるような大平原』
                 /::::/::::::/:::/::::::|::/:::/:::::::/  、   /    ∨:::´/     ' /     __
                ノ /:::/}::/:::,イ|:{:::ム フ   ヽ  ヽ    :∨/    /     /     \        ですってぇ!?(幻聴)
                イ/:/  |/::/ /:」_/   ヽ     \   ` ー- '    イ     へ!   x ―‐ \
                      / '   /:::/__r’ ∨   ヽ      \     <´:/i: :|    〈   `ーく     _   ヽ
                      // ハ       \    ∧:::¨´::::::/:: / }/     ', ヽ、__ノ ,ィ´    i
                       , <´.  /  ',        \   / }::/i::::::/|::/  /       ハ   乂 /   __   {
                     /         ∧       /∨r 、|^ ヽ:/ .|:'         |    ∨ /    |

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 解説 】
          ●【 イントロダクション 】
          桃弓こと真名「ラクシュマナ」。出典はインド二大叙事詩が一つ「ラーマーヤナ」。
          その主人公たる聖王ラーマの異母弟……もとい、妹。多分男勝りが過ぎたせいで男として伝わっちゃったんやな!(テキトー)
          すまない、特に理由のないTS英霊なんだ本当にすまない。AAは「とある魔術の禁書目録」より「御坂美琴」。

          ガワの選考理由は「直情傾向の強い貴人」 「原作で『風神』と綽名されるキャラと縁がある」
          「雷の矢(超電磁砲)をぶっ放す絵面が似合う」など。この子自身は妹というか、一応姉属性ではあるのだが。
          楓さんや他の皆様だったら誰のAAを当てたかはちょっと気になるところ。その辺の幅や知識がどうにも狭いもので。

          ……ちなみに、TS抜きでインドラと縁のある弟キャラで思い浮かんだのがNARUTOのサスケェでした(小声)
          そっち採用してたらお兄ちゃんへの敬愛がうちは特有のアレなことになってそうでしたが(目逸らし)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

2448 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:08:22.33 ID:KppdUQAp

          ・秩序神ヴィシュヌの神性を宿し生まれたコーサラの王子、もとい王女。 後の聖王ラーマの異母きょうだい。

          ・聖仙ヴィシュヴァーミトラに連れられ兄共々羅刹退治の旅に同行。 鬼女ターラカーの鼻と耳を削ぐ。

          ・ミティラー国王ジャナカの愛娘シータと兄の結婚に伴い、その妹であるウールミーラを娶る。

          ・第二王妃カイケーイー(と侍女マンタラー)の奸計により国を追われる兄にシータと共に同行……嫁を置いて。

          ・追放先の森で十年ほどを三人で過ごす中、ラーマに一目惚れし襲い掛かる(喪)羅刹女シュールパナカーの耳鼻を削ぐ。

          ・羅刹王ラーヴァナ一派からシータを守るべく護衛に就く。 しかし手が足りず目を離した隙に彼女を攫われてしまう。

          ・シータ捜索に乗り出す兄に同行。 兄が味方に付けたスクリーヴァ率いるヴァナラ(猿)と共に羅刹軍との大戦に臨む。

          ・ランカー島に陣取るラーヴァナ率いる羅刹軍と激突。 大戦の中で羅刹アティカーヤ、インドラジットを討ち取る。

          ・ラーマとラーヴァナの最終決戦の余波で雑に死にかけるも、ヴァナラの勇者ハヌマーンの活躍で一命を取り留め無事生還。

          ・追放期間を終え王になった兄に太子となるよう要請されるも固辞。 山に籠る兄の番を務めるなどラーマの支えとなり続けた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 解説 】
          ●【 逸話(概要) 】
          ラクシュマナの作中における逸話を大雑把に纏めるとこんな感じ。
          他に二人ほどいるきょうだいと違い、ラクシュマナはラーマに常に付き添い、彼を支え続けた。
          そのため、その活躍を語ろうとすると実質ラーマーヤナの物語をほぼ全編に渡って解説することになるのである。

          なので詳しい紹介は脱落後に楓さんにとっくり語っていただきましょう!(雑な丸投げ)
          一応こちらの方でも用意はしておけたらするけども、多分楓さんが解説した方が正確だし面白いだろうし。
          なのでここでは概略を解説するに留め、これらの要素からラクシュマナの人物像・設定を解説していきましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

2449 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:12:43.48 ID:KppdUQAp

                                                                  __
                                                            ((_
                                                               /⌒ ̄:厂:: ト
                                                         ,. :: :: :: :: ::/:: :: ::|:: :\
                              ,イ::::;':::::∧V∧::::::!:ムヽ、                 /:: :: :: :: : /:: :: :: :: :: ::ハ
                               ,':::: :::|::::/ヾゝ-'゛ヤ|:: ',::`,               {:/:: :: :: ::/:: :: :: ::/:: :: :: ::、
                             ,'::: :::::i:::;'     ヤ|:::::::.. i                 /:: :: :: ::/:: :: :: ::/:: :: :: :: |::\
                            ,':::::::::::|::l.        i:|';::::::. ',               .∠:/:: :: ::⌒::/ :: /:: :: ::八: |\⌒      【 FGOのラーマ(画面右)と 】
                           ム::::::::::;!:!二    二||、';::::::::::',               .∠:: :: イ: :: ⌒:: ::|/:: /:: ::〉⌒`
                               ハ::::::::::;'|:l它ト    チ亜ア!::::::::::',               ./::\j\:: :∧:: :: :/::/{             【 実装前の楓さんちのラーマ(画面左) 】
                           /!::::::::::;'、|:l     l   |l j',::::::::::ト          ._/:: :: :/>へ:: :〉:/=ミ、::\
                           ム|:::::::::;':!、!ト、   ー─  li /;イ:::::::::|:',         ./⌒:: :: :/ ((_ノ⌒ハこう__ノリ^):)
                             /;;;i:::::::::i::l !l::>ェ==弋_!!:;'L_!::::::::!::',      ./:: :: ::/⌒   j  /:: :: | ̄ \.:/
                           ゞ、  !::::::::i'二|i'-ーーー十个、_i:::::::|ゝ=7. ./:/⌒^   ___ ノ゙ /:: :: : | /⌒)ト
                      /:::)<|:::::::,' 、 |!        〉 |    i::::::|ー/.. .{/       厂⌒   /:: ::|/::√   ⌒  ` 、
                        //!ミ |::::::;'   !、     i  |   i::::::! ∧',        /     ':: :: /:: /         i
                          /イ ,'  !:::::!ゝ 、|      ,!  ! , ' l:::::| 〉 \       ./    v:: :: :: :: :/       /   {
                   , イ|  ,  l:::::i、\ !`ヽ 、  、. ,' ェチ' i:::::!./  l|,     .F厂\  /:: :: :: :: /       {   |_
                 , イ   i ,'   i:::::! ヽ \     ゙! /  /,/!:::|'    ! l     {厂\ /:: ::/:: ::./ー───‐=7__jL {
              , イ.     i     i::::! 'ミヽ、\   ,'  / /. !:l!   i! |、 __/⌒ ̄:: :: /:: :: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 厂__]ハ
            ,. イ       ,'     i:::!  ヾ\ ヽ、_ /   /  !:|   i! /⌒:: :: :: :: :: / : : : : /  |      /  /}   〉
          , <         ,'.      l::!   ヾミ、      /   !|.   /:: :: ::/ :: :: / :: :: :: : /   {     /\/ /  /
      , <                  リ      ヽ   ノ.  /...__/:: :: ::/ :: :: /:: :: :: :: :: /    }       {  〈     {
                                          /⌒:: :: :: ::/:: :: ::/:: :: :: :: :: /⌒冖=┴─=冖 ]   }    {/〉

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 解説 】
          ●【 人物像 1/2 】
          まず、何よりもラーマの忠臣。ガチガチのお兄ちゃんっ子。
          幼き頃より護衛として常に傍らに付き添い、羅刹退治の旅や奸計による故国からの追放にも自ら志願し同行。
          シータの死(幻術)に折れかけた兄の心を奮起させるべくインドラジットと死闘を繰り広げるなど、その忠心はまさに筋金入り。

          そんな異母妹をラーマも深く信頼していたようで、追放期間を終え国に帰還した際には太子になるよう求めている。
          異母きょうだいバラタの方が年上としてラクシュマナは断ったものの、それはそれとして自らが山に籠る際の番人を任せるなど
          ラーマは彼女に重要な役回りを与え続けたという。

          ラーマ最愛の人となれば間違いなくシータであろうが、付き合いの長さという点では彼女をも上回る最大の忠臣ラクシュマナ。
          私的印象だと活躍度合いではハヌマーン辺りに一歩譲るかもだが、ラーマの信頼が最も厚かったのは彼女なんじゃないかなと。
          楓さんの過去作を知る方には、クロススレのハヅキ(オクタヴィアヌス)とアグリッパの関係みたいなの、といえば伝わるだろうか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

2450 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:16:31.24 ID:KppdUQAp

                               / : /: : : : /: /:./:!: : : :./: : : :/: :! : | \ : : : : : ヽ
                            ′/: : :|: /: /-/:十-、:/: : : :/:-┼: |、  ゝ : ヽ: : i
                         |: :i: : : :| :| / /|: /!: : /: ://: : /|: / ヽ ミ : : |: : |
                         |: :|: :i : | :|:|斗≠=ミ// /: :斗=≠ミ.  ミ\|: : |
                         |: :|: :i : |八Y´ んir个  /:/´ んr心{  }ヽ∨: : |
                              │ |: :i :∧ハ 弋てソ  /    弋てソ  ル∨: : : !
                         ∨|: :i∧小   ー    ′    ー  ('^ハ: : : : |
                          ヽ| 八(∧ゝ""           ""ノ⌒)ノ : : : |     投稿案時点では感情的な部分を前面に出したけど、
                                |: i :\.ヘ、      -、       ^´/: : : :i: |
                                |: i: : /: ̄\_    ‘ー'      /i⌒´i : : : : !│      その辺は楓さんアレンジで基本は従者ムーヴしつつ根っこは……
                                |: i: :,': : i : :( \      . ィ : : i: : : ! : /: :.i八
                            ,: :|: |: :.:.i : :.iヽ ヽ>‐  ´  ト、: |: : i: ∨: : /:iハ     ってタイプになっていたわね。
                             / :ノ:│: :.|: : :| ∧ Y_  r‐、ノ \{: : |.:/{: : :{ノ/ \
                         // i八: : {ヽ/ } ト、/ヽノ    〉、∧八 : :∨
                             / r┬'─ヘ{'〈   j  /  ヘ〉   /|:::`ー∨\: ヽ、
                            /|:::!:::::::::::::::::::|\ 〈  /厂 〕  //|:::::::::::::::::::::`ヽ\

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 解説 】
          ●【 人物像 2/2 】
          性格面としては、原典での様子を見るに兄に比べけっこう感情的になりやすいタイプだったようである。
          たとえば、第二王妃カイケーイーの奸計によりラーマが追放の憂き目に遭った際、原典の兄はこれを涼やかに受け入れたと
          されているが、ラクシュマナは兄が怒らぬ分と言わんばかりにガチギレしたらしい。

          また、カイケーイーの子――すなわちラーマ、ラクシュマナの異母きょうだい――バラタが陰謀による王位獲得を断固拒否し、
          ラーマに思い留まるよう説得していたことを指して「バラタはカイケーイーより道理の分かるやつだ(意訳)」と漏らしている。
          ちなみに一方のラーマは陰口はよくないとラクシュマナを窘めていたそうな。

          そんな感じで基本的にはラーマ・ファースト、兄に敵対する者には容赦なくまた根にも持つ性格だったと見られる。
          ただし単なるイエス(ウー)マンというわけではなく、ラーマが民の声に押され助け出したシータの純潔を試そうとした際には
          強く反対の意を示したという。このことから、相手が誰であれ言うべきと判断した事はハッキリ進言するタイプでもあったようだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

2451 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:20:35.52 ID:KppdUQAp

          ・桃弓(レベル70) 【情報収集:50%・被:−00%】 7/7
           【筋】:30 【耐】:50 【敏】:30 【魔】:30 【運】:20 【宝】:80
           ●神々の祝福が成された武具を、真言をもって使役する運命の戦士。
           ┣武芸全ての才に対する祝福が与えられており、アーチャーでありながら宝具に近い威力の槍、剣をいくつか持ち込める。
           ┣粘り強く戦う強力な戦士であるが、「誰かを支えるために邪悪と戦う」時に、最大の真価を発揮する。
           ┗純度四分の一程度だが、ヴィシュヌ神の化身として生を受けたことから、Aランク相当の「神性」を有する。
           ●侵入者を迎えうつ強力な結界を張り巡らせることで、戦闘時に優位なフィールドを構築できる。
           ●風神ヴァーユの助言の元、ブラフマーの加護を得て放たれる弓の奥義を戦闘時に使用する。
           ┣その相手が、討つべき魔性・悪性存在であるとアーチャーが判断した場合、
           ┗回避も防御も許さぬランク等を全て無視した必滅の一撃となりて悪鬼羅刹を穿ち貫く。
           ●絶対に討たねばならない相手にのみ振るわれる「最後の一矢」を切り札として有する。
           ┗この宝具を受けて敗北したものは、撤退できずに消滅する。
           ●第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。(対魔力C)
           ┣Bランクの「単独行動」スキルを持ち、マスター不在でも行動できる。マスターを失っても二日間現界可能。
           ┗生前、最大の宿敵を相手に全身矢達磨になりながらも戦い続けたことから、Aランク相当の「戦闘続行」スキルを有する。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 解説 】
          ●【 ステータス面 】

          > ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1647263380/3801

          続いてはデータ面の解説。採用版データは上述のURLを、投稿案時点のものしては>>1931を参照のこと。
          まずレベルはラーマを80と据えた上で、羅刹インドラジットやアティカーヤを斃した活躍から70に設定。
          アライメントは兄とお揃い。性格面でもわかりやすい秩序/善タイプ。

          ステータスは羅刹達と撃ち合った逸話から【耐】と、インドラの矢等の武具を与えられたことから【宝】を高めに。
          その上で、結界を張れたみたいだし【魔】もそこそこ高くしようとかしていたら、いつの間にやら平たいステに……。
          個人的な心残りとしては【運】ステもCランク(30)は欲しかったなと。この子逸話的にもそこまで不幸ってわけでもないし。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

2452 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:24:30.63 ID:KppdUQAp

            ○対魔力:C (種別:一般 タイミング:常時)
              敵陣側の「種別:魔術」のスキルによる数値効果を、1つのスキルにつき「±15」分相殺する。

              第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
              大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

            ○単独行動:B (種別:一般 タイミング:常時)
              このキャラクターの貯蔵魔力限界を「+80」する。
              また「魔力の供給不足」によるペナルティを不足分「−20」ごとに「−5」に変更する。

              マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
              ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 解説 】
          ●【 クラススキル 】
          ○対魔力:C
          ラーマのAランクに比べると大分見劣りする感はちょっとある。向こうはセイバー、こっちはアーチャーなのもあるが。
          ラクシュマナも聖仙に教えを受けたっぽい記述があった気がするし、せめてBはあってもよかったかなー? など。

          ○単独行動:B
          イメージとしては単身(ヴィビーシャナ達もいたけど)インドラジットに挑みかかった際のものを基準としました。
          後になって思えば、故郷を追放されて十四年も森の中で暮らしてたんだしAランクあってもよかったかもしれない。

          でもまぁ、個人的には何でもかんでも高ランクにすればいいってもんでもないと思うタチなのでこんなもんかな、と。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

2453 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:28:33.33 ID:KppdUQAp

            ○神性:A− (種別:一般 タイミング:常時)
              自陣の勝率に、常に「+20%」する。
              このスキルの効果は、より高ランクの神性を敵が持っている場合、無効となる。

              神霊適正を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
              純度四分の一程度だが、アーチャーは兄と同じヴィシュヌ神の化身として生を受けた。

            ○武の祝福:B+ (種別:一般 タイミング:メインプロセス)
              自陣ステータス選択時、【運】を除く任意のステータス合計値を「+40」する。
              また、この効果を適応したステータスの比較で勝利した場合、自陣営の勝率に「+40%」する。

              武芸全ての才に対する祝福。アーチャーでありながら宝具に近い威力の槍、剣をいくつか持ち込める。
              秩序神の転生者であり、かつ兄と共に聖仙の教えを受け
              羅刹と戦い続けたアーチャーもまた、この祝福を得ている。

            ○戦闘続行:A (種別:一般 タイミング:クリンナップ 消費魔力:10)
              使用パラメーターの確定後、ステータスのランダム選択を振り直すことができる。
              また、その際の戦力値に「+10」する。1戦闘に1回まで使用可能。

              瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けてもなお戦い続ける。
              アーチャーは生前、最大の宿敵を相手に全身矢達磨になりながらも戦い続けた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 解説 】
          ●【 保有スキル 】
          ○神性:A−
          ラクシュマナもまたヴィシュヌの神性を持って誕生した秩序神の生まれ変わりであり、最高ランクの神性を保持する。
          ただしラーマのそれに比べると純度は低く、神性の一部を宿しているに留まっているためマイナス判定がついている。
          余談ながら、一説にはラクシュマナはシェーシャ(難陀竜王)の化身である……とも言われているとか?(竜王のひ孫を見ながら)

          ○武の祝福:B+
          羅刹との戦いに活用した神授の武具を持ち込むための加護。ラーマの同スキルより持ち込める基本数は少な目。
          一番補いたい【運】が上がらないのは「祝福と銘打ってるとはいえ、武芸の才で運をバフるってなんか違くね?」という雑感故。
          ……実は宝具「偉大なる者の腕」がないと実際には武具を持ち込めないのでは? とコンマイ語じみた疑問点ががが。

          ○戦闘続行:A
          生前最大の宿敵であったインドラジットを相手に、毒蛇の如き矢を受け血みどろになりながらも単身闘い続けた逸話から。
          インド鯖は矢達磨になってからが本番、とは楓さんの過去作や今作での金槍との試合の際の解説で語られた通りである。
          なお、公式のインド勢はだいたいこのスキルなしに素で戦闘続行しまくっているもよう。ISHIの力ってすごいネ(遠い目)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

2454 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:32:41.01 ID:KppdUQAp

            ○魔性を阻む境界線(ラクシュマナ・レッカ)
              ランク:B 種別:対魔(結界)宝具 タイミング:効果参照 消費魔力:40

              『戦闘時以外の任意』の時に使用を宣言、フィールドに結界を構築する。
              アーチャーの許可なくこのラインを超えて何者かが侵入してきた場合、
              対象のレベル以外の全ステータスを「−20(下限値0)」低下させる。
              また、敵陣営に【魔性・悪性存在とアーチャーが判断した対象】が存在する場合
              戦闘時における対象陣営の勝率を「−40×対象数%」低下させる。

              アーチャーがかつて兄の妻を護るために構築した結界。
              自分達以外がこの線を越えようとした時、炎が噴出しこれを阻止する。
              現代インドにおいては厳格なルール、倫理的境界線を指す用語となっている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 解説 】
          ●【 第一宝具 1/2 】
          ○魔性を阻む境界線(ラクシュマナ・レッカ)
          侵入防止用の対魔結界。許可なく敷かれたラインを超え踏み入る相手を炎で迎撃する守護・防衛用の宝具。
          シータを羅刹より守るために引いた線が基となった宝具であり、これを拡大解釈し師である聖仙より教わった結界術として
          運用しているという想定。
          ラインを超えた相手限定とはいえ、相手全体にステータスデバフを掛けられるのは戦力優位が宝具の威力に直結する彼女に
          とっては重宝しうる宝具。特攻対象が相手ならば勝率補正にも大きくデバフを掛けられるため、積極的に狙っていきたいところ。

          ある時、羅刹女シュールパナカーが羅刹王ラーヴァナらを唆しシータを攫わんと魔の手を伸ばしてきた。
          羅刹マーリーチャが美しき鹿に化けて誘いをかけてきたが、ラクシュマナが気付きその言を受けたラーマが「あれが羅刹なら
          射殺してやる」と一人様子を見に行く。
          その後暫くして、森の中にラーマの悲鳴が響き渡る。ラーマに追い詰められたマーリーチャが、シータを誘い出す起死回生の
          一手として彼の声真似をしたのである。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

2455 :方舟の名無しさん:2022/07/18(月) 15:36:35.43 ID:KppdUQAp

               //||レ彡州州州州州ミミミミヽ
           <三乍州州州州州ヾ ヾ ヽヾヽ ヾミミヽ
         /=フ州州州Z| 州|ヾ丶、 ヽ ヽヾ`  ミミミ\
        /" /州州州///||| Zヽ ヽヽヾ ゞ ヽ |iiヾ\ [ヽ ミ、
         ./州州州州 |∧ ||i  || | ヽ ヾヾ|ヾZ ZYヽ[ヾヾ ミミ:...
         /州州 州lilil∨∨WWY ||WX[| Z||州州 || [ヾ \ヽミ<=-
        / / /| | | 州|| ∨i [州州州州||| 乂州州∧州i[ヽゞ\ヽ`
        fW|  || 州∨Z  [ [州州 Z[ ∧|∧州州州州ヾミ\|ヽ
        |州/ .∧州ドZ|| \,\  \[|  ' |   ノ"[ [州州.州ヽ [ヽ
        |州|/ 州州||  \ァ==>、  / |  _x=<==_  [州州州ヾ| [ヽ
        [//州|州ト| // f::::ヽヾ ``    ィ" f::::ヽ ミミ.|州州州州 || [|         【 言葉巧みに人妻を誘い出す大魔王の図 】
        .[州州州| .云 ._ゝ-々 /  |::| \ ヾ=:7=/州州州[∨  [
        /州州州州ヽ ヽ::::::/      l-|    ヽ::/ ./州州州ミミ/|  .X
        州/j州州人ヽ .!::::|       }     |::|  /州州||lミ  ||   ||         僕もこーいうの気が引けるんだけどさぁ〜!
        州|| ( !Z[ヽ  l::::|     ` :     .|::| / /∧ヽ|ミ 乂    |
         人 l ri 、ヽ\ .!::|            .|::|.  //ノ/      /           こうでもしないと身内の気が収まらないんだよマジでさぁ〜!
          |||\ヽ/ヘ  .|::|  // ̄ ̄ ̄~\ |::|  .∧彡彳ゝ
         //l >─-ヽ {:::', /v〜二/ ̄ \|| j:::| .人彡|\|                    頼むよ〜僕を助けると思ってさぁ〜!!(ガン泣き)
             |/"|ハヘ::::', ヽ""  /  \.~j:::レ/|∧ヾ
               .レ.ハ.ヘ:::',          /:/ ∧||
                ハ  >┴、  r──"─┘、
              x─" ̄ ̄   ヘ-./         ̄ `\
            /          .Y    r──x__   \                                  しょうがないにゃあ……  > シータ
           く   .x=///||    |    |/////////\、 ./     _____
            \///////||    |    |///////////≧|__∠///////////ハ
             |/////////|    .|    |///////////////////////////////ハ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 解説 】
          ●【 第一宝具 2/2 】
          護衛として共に庵で待機していたラクシュマナはこれを罠と見抜くが、ラーマが心配なシータは説得も聞き入れず愛する夫の
          様子を見に行くよう懇願。
          根負けしたラクシュマナは一本の線を引き、「決してこの線の外へ出ないように」と言い含めその場を離れた。

          ……しかしその隙を突いてラーヴァナはサドゥー(宗教的禁欲主義者、苦行僧、傭兵などを意味する)に化け、シータに施しを
          求める。変装に気付かないシータは自らの意志で線の外へと出てしまい、ラーヴァナに攫われることとなってしまった。

          この逸話にちなみ、ラクシュマナ・レッカは現代インドにおいて厳格な倫理的境界線を指す用語とされている。曰く、シータは
          この倫理の境目を踏み越えてしまったがために魔の国に堕ち云々かんぬん……的な?(ふわっとした理解)
          以上の要素から「外側からの侵入者には強い(デバフ付与)ものの、内側からの離脱者には対処できない結界」という仕様
          デザインとなった次第。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.

3059KB
続きを読む

名前: E-mail(省略可)
READ.CGI - 0ch+ BBS 0.7.5 20220323
ぜろちゃんねるプラス